子どもの計算能力を高めるために、そろばんは有効な習い事ですが
と言った悩みを持っている親御さんは、少なくないのではないでしょうか。
今回は、そろばんに向いている人の特徴、向いていない人の特徴について解説をしていきます。
そして、向き不向きを決める段階や成績が振るわない時の対処法もあわせて紹介します。
さらに、そろばんを習うことによって得られる能力も解説します。
目次(クリックでジャンプ)
<h2>そろばんに向いている子供の特徴5選</h2>
そろばんを習わせたいと思っていても、自分の子どもが向いているか分からない方も居ると思います。
そこで、まずは向いている特徴を5つ解説します。
5つの中で、当てはまる特徴があるか確認してみてください。
<h3>特徴①素直に先生の教えを守れる子</h3>
1つ目の特徴は、先生の教えを素直に守れる子です。
素直に守れるというのは、先生が教えてくれる指の使い方や解法、考え方を素直に聞くことができる子のことです。
更に、先生のアドバイスも素直に実践出来るため、手癖の矯正も早く、成長も早くなります。
<h3>特徴②負けず嫌いで競争が好きな子</h3>
2つ目の特徴は、負けず嫌いで競争が好きな子です。
そろばんは、決められた時間内に問題を解く、正確性とスピードを競う競技でもあります。
そのため、競争心や向上心がある子は悔しさを成長のバネに出来るので、そろばんに向いているでしょう。
<h3>特徴③集中力のある子</h3>
3つ目の特徴は、集中力のある子です。
そろばんには、昇級するための検定試験があります。
検定試験では最低20〜30分間、断続的に集中力を保つ必要があります。
集中力を長時間保つ事が出来れば、計算ミスも少なくでき、正答率も上がりますね。
<h3>特徴④数字が好きな子</h3>
4つ目の特徴は、数字が好きな子です。
数字が好きな子は、数字に対して抵抗がありません。
むしろ、楽しいと感じるでしょう。
例えば、2と5や20と50はどちらの数字が大きいのか比べることができます。
数比べを楽しめる子は、そろばんで桁数の大きな計算にワクワクを感じるかもしれませんね。
<h3>特徴⑤良い意味でのマイペースな子</h3>
5つ目の特徴は、良い意味でのマイペースな子です。
良い意味でマイペースというのは、周りに流されないという意味です。
周りにふざける友だちがいても流されず、自分を信じてコツコツ継続することができます。
<h2>そろばんに向いていない子供の特徴5選</h2>
そろばんに向いている子について紹介しましたが、向いていない特徴を持つ子もいます。
そろばんに向いていない子どもの特徴を5つ紹介します。
当てはまる特徴があるか確認してみてください。
<h3>特徴①こだわりが強く先生の教えを守れない子</h3>
1つ目の特徴は、こだわりが強く、先生の教えを素直に守れない子です。
こだわりが強い子は、先生の教えやアドバイスを素直に受け入れることができません。
手癖の矯正がされず、自己流のやり方が染み付いてしまうため、成長が遅くなりがちです。
<h3>特徴②すぐに気が散ってしまう子</h3>
2つ目の特徴は、すぐに気が散ってしまう子です。
授業中に友達としゃべったり、ふざけてしまいます。
騒いだりふざけたりすることで、先生から注意を受けることがあるでしょう。
そして、授業をしっかり聞かないため、聞いている子よりも成長が滞ってしまいます。
<h3>特徴③集中力のない子</h3>
3つ目の特徴は、集中力のない子です。
そろばんは、集中力が重要になります。
そのため、集中力が持続できず、注意力が散漫になりやすい子は、計算をし続けることが難しいでしょう。
<h3>特徴④数字がきらいな子</h3>
4つ目の特徴は、数字が嫌いな子です。
数字が嫌いな子は、数字に対して苦手意識や抵抗を感じています。
そろばんで計算をすることも苦痛に感じて、さらに数字が嫌いになってしまうかもしれません。
<h3>特徴⑤同じことをコツコツやり続けるのが苦手な子</h3>
5つ目の特徴は、同じことをコツコツと継続することが苦手な子です。
反復練習が苦手な子は、楽しさや成長を感じる前に飽きてしまう可能性があります。
<h2>そろばんの向き不向きを決めるのはまだ早い?</h2>
ここまで、そろばんの向き不向きについて解説してきました。
しかし、5つの特徴に当てはまっているから向いている、向いていないと決めつけてしまうのはまだ早いです。
向き不向きの特徴以外にも、あと2つ大切にして欲しい視点を解説します。
<h3>長い目で見守ることも大切</h3>
1つ目は、長い目で見守ることです。
向いていない特徴に当てはまっていても、長い目で見守れば改善されていることもあります。
そして、子どもの成長は早く、性格なども変わっていくもの。
気付かないうちに大きく成長している可能性を捨てずに見守りましょう。
<h3>そろばんを続けることで成長に気が付くことも!</h3>
2つ目は、そろばんを続けることで成長していくということです。
例えば、集中力が無かった子が、集中力を身に付けて友達と競争していた。
そろばんを継続した結果、集中力が身に付いて成長したと言えます。
親御さんは、子どもの小さな変化や成長を見逃さず、気付いてあげてください。
親が子供の成長に気づき、褒めてあげれば、子どもは更に成長するでしょう。
<h2>そろばんが上達しない時の対処方法3選</h2>
子どもがそろばんを習っていく過程で、なかなか上達しない壁に直面することがあります。
そんな時、親はどう言った行動を取ったらいいのでしょうか。
子どもが壁に直面した時に、親が取る3つの方法を紹介します
<h3>①子供が集中できる環境を整えてあげる</h3>
1つ目の方法は、子どもが集中出来る環境を整えてあげることです。
勉強をする空間に、おもちゃやゲーム等の誘惑を誘う物は置いていませんか?
手の届く範囲にそういった物が置いてあると、集中出来ません。
まずは、子供がそろばんに集中出来る空間を整えてあげましょう。
<h3>方法②少しでもできたら褒める</h3>
2つ目の方法は、少しでも出来たら褒めることです。
問題が1問解けたら褒めてあげましょう。
小さな上達を褒めることで、子供の自信と更なる上達への一歩に繋がります。
親御さんは、子供の小さな変化、成長を見つけるために、よく観察してみましょう。
<h3>方法③時には親も一緒に問題を解いてみる</h3>
3つ目の方法は、親も一緒に問題を解いてみることです。
一緒に解くことで、子供が今どこまで進んでいて、どれくらい上達したのか把握することができます。
競争をして、子供の計算スピード向上、スキルアップのきっかけを作ってみませんか?
<h2>そろばんをすることで伸ばすことのできる能力3選</h2>
そろばんをすることで、計算能力以外にも伸ばすことができる能力があります。
今回は、3つの能力に注目して紹介していきます。
<h3>能力①自己肯定感が育つ</h3>
1つ目は、自己肯定感が育つことです。
自己肯定感とは、自分のことを評価することができたり、認めることができる感情のことです。
「昨日より早く解けた」や「前より点数が上がった」と、練習による成長を実感できます。
<h3>能力②想像力やひらめきの力</h3>
2つ目は、想像力やひらめきの力が豊かになることです。
そろばんは決められた時間の中で、問題を素早く、正確に解く練習をしていきます。
練習を続けることによって、想像力やひらめきの力を司る右脳が鍛えられます。
右脳が鍛えられることで、判断力や記憶力向上に繋がります。
<h3>能力③集中力がつく</h3>
3つ目は、集中力がつくことです。
そろばんは、問題を制限時間内に集中して解いていきます。
そろばんの練習を繰り返すことによって、集中力を身につけることができます。
集中力は、学校だけでなく、社会に出てからも役立つ能力。
そして、集中力と同時に忍耐力も身に付けることができます。
忍耐力が養われることで、「目標に向かって頑張る」ことができるようになるでしょう。
<h2>そろばんの向き不向きは成長と共に変わるもの!もう少し様子を見てみませんか?</h2>
今回は、そろばんの向き不向きについて解説してきました。
自分の子どもがそろばんに不向きな特徴を持っていたとしても、それを伸び代だと捉えることができます。
そして、不向きや、苦手だったりする特徴や性格は、成長とともに変化していきます。
短期的に結果を見るのではなく、長期的な視野でお子さんの成長を見守ってみませんか?