25歳頃から、SNSなどで見かけることが増えてくる友人の結婚報告。
30歳になる前に結婚したい!となんとなく考えてはいるものの、仕事面や金銭面など不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、20代で結婚するメリット・デメリットを解説していきます!
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日本の平均的な結婚年齢は?
現代の日本は晩婚化しているとよく言われていますが、そもそも平均初婚年齢は何歳なのでしょうか?
厚生労働省のデータによると、2019年(令和元年)の平均初婚年齢は、男性が31.2歳、女性が29.6歳とのことです。
男性と比べると女性の方が少し早いものの、男女とも、一般的には30歳前後で結婚しているようです。
結婚が早いことによるメリット【男女共通編】
平均結婚年齢だけを見ると、20代の結婚は少し早いようにも感じます。
それでも、20代で結婚という夢を抱いている方も多いはず!
そこで、ここからは男女に共通して言える、早婚のメリットごを紹介していきます。
メリット①早いうちから財産形成できる
何と言っても1番のメリットは、若いうちから将来の為の貯金ができるということです。
家賃や食費も、家計が1つになることによって費用を抑えることができます。
また、若い方が住宅ローンを組みやすく、老後の負担にもなりません。
世間では、「老後資金2,000万円問題」が話題になっていますが、若いうちから夫婦で協力して資産形成をすれば、老後の生活に余裕を持つことができます。
メリット②好きな人と長く一緒にいることができる
運命の相手と早く出会えたのなら、その分長く人生を共にすることができます。
体力があるうちに一緒に旅行へ行き、思い出をたくさん作ることだってできます。
何よりも、自分の一番の理解者がいるという安心感が、精神的なメリットにも繋がりますよね!
メリット③子育てが早いうちに終わる
仮に、20代で結婚し、30歳で子供を産んだとすると、50歳で子供が成人します。
つまり、自分達が現役で働ける間に子育てが終わるということです。
定年まで、あと10年以上働くことができますし、金銭面でもかなり余裕が出てくるのではないでしょうか。
子育てが一段落し、時間的にも金銭的にも余裕を持ちながら、第二の人生を楽しむことができるのは大きなメリットです。
結婚が早いことによるデメリット【男女共通編】
20代で結婚すると多くのメリットがある一方、若いゆえにデメリットと感じることもあります。
デメリット①金銭的に余裕がないことが多い
やはり、若いうちの結婚となると働き出して間もないため、金銭的な余裕がないことが多いです。
最近では、結婚式や結納を行わない夫婦も増えてきていますが、それでも結婚にはお金がかかります。
また、早いうちに子供が生まれれば、教育費や食費により、さらに家計が圧迫され、金銭的に苦労するかもしれません。
独身時代は自由に使えていた趣味や衣服などの「自分のため」のお金も、家計費に消えることが増えてしまうでしょう。
デメリット②友人と遊びにくくなる
家庭をもつと、どうしてもフットワークが重くなります。
友人と仕事終わりに飲みに行ったり、週末に旅行をするなど、独身では自由にできていたことも、家族と相談して決めなければなりません。
家庭を優先すべきだと頭ではわかっていても、自由に遊びに行く独身の友人を見ると羨ましく思うことも。
まだまだ遊びたい盛りの20代には、デメリットと言えるでしょう。
デメリット③キャリア形成が難しくなることがある
キャリアを形成していくにあたり、若手のうちは多くの経験を積むことを求められることが多いです。
そのため、家庭を理由に20代の社員が残業や転勤を断った場合、会社からは良く思われないことも少なくないです。
特に女性の場合は、産休や育休で長期休暇をとったり、復帰しても時短勤務になったりと、思うようにキャリアを積めない場合があります。
若いうちは仕事を頑張りたい!という方にとっては、デメリットかもしれません。
結婚が早いことによるメリット【女性編】
結婚が早いことによるメリット・デメリットは、男女でも少し異なります。
特に、女性は出産という大きなイベントがあり、子供を希望している方は20代での結婚を考えることが多いのではないでしょうか。
ここからは、早婚によるメリットを男女別にみていきましょう!
女性のメリット①出産のリスクが比較的低い
医療の進歩とともに平均寿命が伸びていますが、おばあさんになっても妊娠できるということではありません。
35歳以上の女性が出産することを高齢出産といい、母体にかかる負担が大きくなります。
また、流産や先天異常の確率も高くなると言われています。
それに比べ、20代は妊娠率が高く、母子共にリスクが低いと考えられています。
女性のメリット②体力のあるうちに子育てができる
出産だけでなく、子育てにおいても体力が必要です。
子供の夜泣きで起こされ寝不足になったり、公園ではしゃぎまわる子供と全力で遊ぶのも、若いほど乗り越えやすいはずです。
体力はお金では買えませんので、若いうちに身体を使って子供の相手ができるのは、とても大きなメリットですね。
女性のメリット③一番綺麗な見た目でウェディングドレスが着れる
一般的に、加齢に伴い、体型の崩れや肌のハリなど外見の変化に悩まされる女性が増えてきます。
最近では結婚式を行わない夫婦も増えてきているようですが、それでもウェディングフォトを残す夫婦は少なくありません。
お気に入りのウェディングドレスを、自分が一番綺麗な状態で着たいと考える方は多いはず。
若く綺麗なうちに、晴れ姿を思い出に残せるというのはメリットですね!
結婚が早いことによるメリット【男性編】
ここからは、早婚による男性のメリットをご紹介します。
男性のメリット①若くて体力のあるうちに育児ができる
男性にとっても、若くて体力があるうちに子育てができることはメリットになります。
子供の相手をしたり、スーパーで買った大量のオムツを持ったりと、様々な場面で体力が必要です。
また、体力があれば肩車など、パパにしかできない遊びを子供に経験させてあげられますね!
バリバリ仕事をしてきた後にも、家で子供とたくさん遊んであげられるのは若いことのメリットです。
男性のメリット②働き盛りのうちに子育てを終われる
若くして子供をもつと、自分がまだ働き盛りのうちに子育てを終えることになります。
更なるキャリアアップを目指すこともできますし、新しいビジネスに挑戦することもできます。
子供にも、現役としての生きたアドバイスを送ることもできますね。
新卒で入社してくる社員が自分の子供と同年代となるので、共通の話題も見つけやすいのではないでしょうか。
男性のメリット③社会的な信用が高くなる
20代で結婚すると、仕事において良い影響がある場合もあります。
会社側からすると、若いのにしっかりしている、落ち着いているというイメージを持たれやすくなります。
また、いきなり自分勝手に会社を辞める可能性が低いと考えられ、今後の期待値も上がります。
新しい仕事を任せてもらえたり、役職ポジションを狙いやすくなることもあります。
自分自身の気持ちとしても、一家の主として、大いに奮起して仕事に取り組めそうですよね!
早く結婚することにはメリットがたくさん
それぞれで完成された価値観や生活をすり合わせていく晩婚と違い、夫婦一緒に理想の生活を考え築いていくことができるのが早婚です。
ただ、結婚をするタイミングには正解がなく、何歳で結婚すると良いのかは人それぞれです。
それでも、早婚のメリットを考えると、若いからという理由だけで結婚を諦めてしまうのはもったいないでしょう。
パートナーや家族のことを考え、お互いの最適なタイミングで結婚できるのが一番良いですね!