このように思ったことはありませんか？
身長差カップルにとって、背が高い男性は逞しく見え、背が低い女性は華奢で可愛らしく見えるというメリットがあります。
しかし、その身長差は時に別れる原因にもなるのです。
この記事では身長差カップルが別れやすい理由と、その対処法を紹介します。
目次(クリックでジャンプ)
カップルの理想の身長差は何センチ？
よく耳にするカップルの理想の身長差は、10～15cm差です。
日本人女性の平均身長が158cmなので、男性の理想の身長は168～173cmぐらいでしょうか。
これは女性がヒールのある靴を履いても、男性の身長を追い越さないぐらいの身長差ですよね。
また、シチュエーション別だと、キスをするときは12cm、隣で歩くときや頭を撫でるときは15cm、ハグをするときは20cmの身長差を理想とする意見が多いです。
ヒールのある靴を履いておしゃれを楽しみつつ、彼とのスキンシップのことを考えると、理想の身長差は10～15cm差だと言えます。
身長差カップルが別れやすい7つの理由
背の高い男性に憧れる女性は多く、背が低い女性と付き合いたいと思う男性はたくさんいます。
お互いの理想や好みと合っているはずなのに、どこに別れる要素はあるのでしょうか？
実は、実際に付き合ってみて初めて分かる身長差カップルのデメリットがあるのです。
理由①目線が合わなくて話しにくい
会話をするときは相手の表情や目を見ながら話をしますよね。
身長差の少ないカップルだと視線を少し移すだけで相手と目線を合わせることが出来ます。
しかし、身長差カップルだとそうはいきません。
ちょっと視線を移したくらいでは、目を合わせることも相手が今どんな表情をしているのかも見ることができません。
相手の顔を見たいときや、目を合わせたいときはお互い見上げたり、見下ろしたりする必要があります。
また、身長差がある分、声が伝わりにくくなるので、相手が何を言ったのか聞き返す場面が多くなります。
身長差カップルには、簡単なコミュニケーションを取るだけでも大変なので疲れてしまい、最後は別れてしまうカップルが多いようです。
理由②首と肩が凝る
座っているときは、身長差もあまり気になりません。
しかし、並んで歩いたり、立っているときにお互いの目線を合わせるには、お互いが相手を見上げたり、見下ろす必要があります。
そのため首に負担がかかるので、家に帰るころには肩や首が「バキバキ」と音がするぐらい凝っていることがあります。
肩と首の凝りは、頭痛や吐き気など体調不良の原因になることも…。
体力的に疲れてしまい、どちらかが別れを切り出すといったこともあるようです。
理由③ハグやキスがしにくい
身長差があると、ハグやキスといったカップルならではのスキンシップが取りにくくなるのも別れる原因の一つです。
ハグをすると、女性の頭が男性の胸元より下にあって、なんだか子どもが親に抱っこをねだっているような感じに見えます。
また、キスをするとき女性は背伸びをしなくてはいけませんし、男性は中腰ぐらいまで屈まなければなりません。
付き合って最初のうちは、いろいろ工夫してハグやキスをしますが、だんだん面倒になってきてスキンシップを取らなくなります。
最終的にはどうして付き合っているのか分からなくなってしまい、別れるカップルが意外と多いです。
理由④釣り合っているか不安になる
身長差がありすぎると、親子と間違われることがあります。
メイクや服装で大人っぽく見せても「彼と並ぶとバランスが悪くならないかな」と不安やプレッシャーを感じてストレスになることも…。
また、逆に女性の方が男性よりも身長が高いと「彼はいつも笑顔でいてくれるけど、本当はどう思っているんだろう」と疑心暗鬼になってしまうことがあります。
身長差を全く気にしないほど二人の性格の相性が良かったり、共通の趣味があるなど、内面での繋がりを感じられていれば問題はありません。
しかし、身長差を気にするあまり釣り合いが取れているか不安になって、別れを考える女性は多いようです。
理由⑤歩くスピードの違いが喧嘩の原因になる
身長差がある分、当然歩幅にも差が出てきます。
付き合って最初の頃は、何も言わなくてもお互いに歩くスピードを合わせようと気遣いができます。
しかし、慣れていくと気遣いが足りなくなり、デートをしているのに別々に歩くという場面も出てくるかもしれません。
そうすると、彼女は「歩くのが速いんだけど」と思い、彼は「歩くの遅いからストレスなんだよな」と思ったりたりしてしまいます。
積もり積もった不満が爆発して大喧嘩になってしまい、そのままお別れするケースも見受けられます。
理由⑥頼られすぎて男性が疲れてしまう
たとえ細身であっても背の高い男性は、逞しく見えて、つい頼りたくなりますよね。
高いところに置いてある物を取ってほしい、少しだけ甘えたいなど、ちょっとしたお願いはかわいくて彼も聞いてあげたくなります。
ですが、デートのたびに「荷物持って！」「背が高いんだからしっかりしてよ！」とあれこれ言われると、話が変わってきます。
彼女の相手をするのがしんどくなってしまい「もうやってられない」と彼が別れを切り出すこともあります。
理由⑦ツーショットを撮るときの工夫が面倒になる
デートや旅行では彼との思い出を残すため、たくさん写真を撮りますよね。
身長差の少ないカップルなら、2人の顔を寄せてサッと2～3枚撮ったらOKですが、身長差カップルの場合はそうはいきません。
自撮り棒を可能な限り伸ばして画角を広くしたり、男性は屈んで、女性は精いっぱい背伸びをするなど、楽しそうな写真の裏で様々な工夫が必要になります。
ベストなカメラポジションがすぐに見つかればよいのですが、あれこれと模索するのが段々面倒になって、2人で写真を撮る回数が自然と減ってしまうカップルもいます。
後でカメラロールを見返すと寂しくなって、「何で付き合ったんだっけ」と今の関係に疑問を抱いてしまい、別れを考える人もいるようです。
2人の身長差があるときの対処法
周りから見ると身長差カップルは憧れの的ですが、実際に付き合ってみると、身長差があるせいでうまくいかないことが多々あります。
せっかく付き合えるようになったのに、身長差があるというだけで別れるというのは悲しいですよね。
しかし、工夫次第では身長差も楽しんでお付き合いすることができます。
お家デートを増やす
お家デートのときは、テレビを見るなど基本座ることが多いですよね。
座ると身長差をあまり感じなくなります。
相手と釣り合っているか、気を使わせていないかなど、身長差があるせいで出てくる不安の解消にもなります。
また、人目を気にしなくていいので、好きなだけイチャイチャすることができますよね。
相手との身長差が気になるときは、ぜひお家デートを取り入れてみてくださいね！
オリジナルのコミュニケーション方法を編み出す
ちょっとした会話のときでも、相手を見上げて背伸びをしたり、相手に屈んでもらったりしなければならないので、身体に負担がかかりますよね。
そこで、言葉にしなくても二人だけにしか分からない軽いスキンシップで意思疎通!
例えば、歩くのが速いなと思った時は握っている相手の手を少し強く握る、ちょっと寄ってみたいお店があるときは相手の背中を軽く叩くなど…。
オリジナルのコミュニケーション方法を編み出しちゃいましょう。
2人にしか伝わらないので暗号みたいで特別感があり、スキンシップも取れるので、身長差があるカップルにおすすめの方法です。
ヒールの高い靴を履く
ヒールを履いている間は常に背伸びをしているような状態なので、相手との身長差を埋めることができます。
ですが、ヒールが慣れないうちは、すぐにかかとが痛くなって歩けなくなることもありますので無理しないようにしましょう。
ヒールの高い靴を履くのが不安な時は、厚底のスニーカーを履くなどして身長差を埋めてみてくださいね。
思ったことは相手にちゃんと伝えよう
相手に気を遣い過ぎて「いつも歩くのが速いな」「身長が低い私と一緒にいて嫌じゃないのかな」など思ったことを言わないのはおすすめできません。
モヤモヤしたままだとストレスになりますし、小さな不安や不満が積もって大喧嘩して別れることもあり得ます。
気になることや不満に思っていることは我慢せず、思ったことはちゃんと相手に伝えるようにしましょう。
身長差カップルは大変なこともあるけど楽しみ方もたくさん!
身長差があるカップルは、男性は逞しく見え、女性は可愛らしく見えるので、憧れる人はたくさんいます。
しかし、実際付き合ってみて初めて分かる苦労がたくさんあるものです。
身長差に悩んだときは、2人の身長差を活かした楽しい付き合い方を探って、より仲を深めてくださいね！