自動車免許を取得する場合、ほとんどの方が指定自動車教習所で運転の技能や知識を学びます。
自動車教習所で技能検定(卒業検定)に合格したら、次は運転免許試験場(免許センター)での学科試験(免許試験)を受験する必要があります。
この学科試験(免許試験)に合格したら、晴れて運転免許証が交付されます。
都内で免許試験を受験するのであれば、アクセスが便利な鮫洲運転免許試験場がおすすめです。
免許証を取得するうえでは、試験時間や試験当日の流れをしっかり確認しておくことはとても大切。
この記事では、鮫洲運転免許試験場での受付時間や試験時間など、試験日の流れを解説します。
目次(クリックでジャンプ)
東京都の運転免許試験場
東京都には、運転免許試験場が3ヶ所あります。
- 鮫洲運転免許試験場
- 江東運転免許試験場
- 府中運転免許試験場
鮫洲運転免許試験場へのアクセス方法
- 京浜急行線鮫洲駅 徒歩約8分
- 東京モノレール大井競馬場駅 徒歩約15分
- 東京臨海高速鉄道りんかい線品川シーサイド駅(B出口)徒歩約15分
鮫洲運転免許試験場には駐車場もありますが、駐車スペースに限りがありますので、公共交通機関で行くことをおすすめします。
運転免許試験場と住民票について
東京都に住民票を持っている方であれば、3つのどの会場でも試験を受けることができます。
東京都以外の教習所を卒業した場合でも、住民票が東京都にあれば都内の試験会場での受験をすることになります。
免許試験と免許の交付は、原則「住民票がある地域の試験会場」で行われることを覚えておきましょう。
鮫洲運転免許試験場で運転免許試験を受験できる日
鮫洲運転免許試験場で、免許試験(学科試験)を受験できるのは、平日のみです。
土日祝日や年末年始(12/29-1/3)は、免許試験(学科試験)を受けることはできません。
社会人の場合は、平日に休みをとる必要があるので注意が必要です。
鮫洲運転免許試験場の受付時間と試験開始時間
鮫洲運転免許試験場では、受験する時間帯が「午前」と「午後」の2部制になっています。
また受験は「適正試験」と「学科試験」があり、午前と午後でそれぞれ受付時間が異なります。
受付時間
適正試験 | 学科試験 | |
午前の受付時間 | AM8:30〜9:05 | AM8:30〜9:15 |
午後の受付時間 | AM9:30〜11:30 | AM9:30〜11:40 |
適正試験に合格すると、学科試験の受付が可能になるのでまずは適正試験の受付を確実に行いましょう。
受付時間は、都内にある受験会場全て共通となっています。
免許試験の開始時間
「適正試験」は、受付後に随時行われます。
「学科試験」の開始時間は以下の通りです。
- 午前:9:15〜
- 午後:13:00〜
鮫洲運転免許試験場の免許試験の予約について
免許試験(学科試験)は、予約をする必要はありません。
お盆や夏休み、年末年始などは混雑することが多く、定員に達すると受付停止になり、受験できない場合があります。
「せっかく受験のために時間を作ったけど、受験できなかった」ということがないように、混み合う時期は、早めに受験会場へ向かって受付を済ませるようにしましょう。
初めて免許を取得する方が免許試験に持っていくもの
免許を初めて取得する!という方が、免許試験・免許交付に必要なものは以下の通りです。
- 住民票(本籍が記載されているもの)
- 申請用写真(縦3cm×横2.4cm)
- 教習所の卒業証明証
- 仮免許証(身分を証明するもの)
- 手数料3,800円(受験料1,750円、免許証交付料2,050円)
- メガネ、コンタクトレンズ※普段使用している人
せっかく受験会場へ行っても「忘れ物をしてしまった!」では受験できないことになります。
受験前には忘れ物がないか、しっかり確認しましょう。
普段からメガネ、コンタクトレンズは使っている方は、受験日当日には忘れずに持っていくようにしてください。
厳重な不正対策
学科試験会場では、厳重な不正対策が実施されています。
携帯の電源オフ
試験が始まる前には、携帯電話(スマホ)の電源をオフにするように指示されます。
電源をオフにした携帯電話(スマホ)はいったん机の上に置き、電源がオフになっていることを試験官が確認。
確認後には、携帯電話(スマホ)をカバンにしまいます。
私物の筆記用具は使用禁止
試験会場では、私物の筆記用具は使うことができません。
受験者には、鮫洲運転免許試験場が用意した鉛筆と消しゴムが貸し出されます。
時計は外す
試験会場では、腕時計も外すように指示されます。
腕時計も使いようによってはカンニングできてしまうので、このような対策がとられているようです。
鮫洲運転免許試験場での運転免許試験日の流れ
ここでは、鮫洲運転免許試験場での「免許試験の受付〜免許取得までの流れ」を解説していきます。
だいたいの所要時間も記載しておくので参考にしてください。
ステップ①受付(所要時間:5分)
鮫洲運転免許試験場に着いたら、まず受付を行います。
受付担当の方から申請書と質問票を受け取って、必要事項を記入します。
ステップ②受験料支払い(所要時間:5分)
受験料支払い窓口で、受験料(1,750円)の支払いを行います。
混んでいるときは、ここで待ち時間が発生することもあります。
ステップ③適性試験(所要時間:5分)
適正試験では、かんたんな視力検査が行われます。
視力検査の内容は、上下左右や色の識別を確認する簡単なものです。
メガネやコンタクトレンズが必要な方は、適正試験までには身につけておいてください。
ステップ④学科試験(所要時間:150分 ※15分:45分:50分)
学科試験は受付、試験についての説明、試験の3段階に分かれます。
受付(所要時間:15分)
受付では、用意した書類を確認してもらった後にいくつか質問されます。
質問は「これまでに無免許で運転したことがあるか?」など運転に関するものです。
質問が終わったら、試験で使う筆記用具を貸してもらいます。
試験についての説明(所要時間:45分)
試験会場に入室したら、筆記用具と必要書類以外のものは、カバンにしまうように指示をされます。
ここで、スマホの電源をオフにしたり、時計を外したりします。
書類についての確認や、いくつかの質問もあります。
試験結果の発表時間もここで伝えられます。
試験(所要時間:50分)
いよいよ試験がスタート。
問題を全部解くことができれば、試験時間終了を待たなくても退出することはできます。
ステップ⑤結果発表(所要時間:〜25分)
結果発表では、専用のモニターに合格者の受験番号が表示されます。
モニターに番号が表示されない場合は「不合格」となります。
「合格」した方は、次のステップに移ります。
ステップ⑥免許証交付料支払いと写真撮影(所要時間:20分)
試験結果発表で合格になった方は、免許証交付料支払いと写真撮影を行います。
受験番号が呼ばれたら、書類を受け取って免許証交付料の2,050円を支払いを行い、免許証のICチップに登録する暗証番号を2つ設定します。
暗証番号は、忘れないように覚えやすいものがおすすめです。
免許証交付料の支払いが終わると、次は写真撮影です。
写真撮影は、一人一人に時間をかけて撮影をするわけではありません。
自分の順番が回ってくる前までに、しっかり身だしなみをを整えておきましょう。
ステップ⑦待ち時間(所要時間:60分)
写真撮影の後は、待ち時間があります。
すぐに免許証がもらえるわけではありません。
午前の受験の場合は、この待ち時間でご飯を食べる方が多いようです。
ステップ⑧免許証交付(所要時間:5分〜)
ようやく免許証が交付されます。
仮免許証と引換証を担当の方に渡すと、免許証がもらえます。
免許証をもらうと、(ICチップ)データの読み取りができるか確認します。
確認作業は、専用の機械に免許証を置いて暗証番号を入力すればOK。
免許証のデータが確認できれば終了です。
しっかりと準備をして、運転免許取得を目指そう!
この記事では、鮫洲運転免許試験場での試験の流れを解説していきました。
受験したい時間によって、受付時間は異なります。
持ち物の準備など、大切なこともたくさんありました。
いくら学科試験の勉強ができていても、当日に忘れ物をしてしまったり、試験時間を間違えてしまっては、免許証を取得することはできません。
持ち物チェック、受付時間や試験時間はしっかりと把握して、余裕を持って免許試験(学科試験)に挑んでくださいね。