結婚式場選びは「素敵なチャペルを見てワクワク」「美味しい試食ができる」など楽しいことがたくさんです。
しかし、式場選びで多くのカップルが喧嘩を経験しているのはご存知でしょうか。
お互いの価値観や結婚式に求めることなどのズレが原因で喧嘩になることが多いです。
せっかくの結婚式、当日まで仲良く準備を進めたいですよね。
中には最初の式場選びから喧嘩してしまった・・・なんてカップルも。
そこで今回は、式場選びで喧嘩になる原因と対処法をお伝えします。
目次(クリックでジャンプ)
式場選びでの喧嘩はよくあること?
ゼクシィによると結婚したカップルの7割以上が結婚準備で喧嘩しているというデータがあります。
結婚準備中にケンカをしたことがあるかどうかを聞いてみると、75%と大半の人が「ある」と回答。
ー出典元ー ゼクシィ カップルのホンネ通信 https://zexy.net/mar/edit/honne/vol101.html
なぜなら結婚式について、お互い初めてで分からないことだらけ。
さらに結婚式への思い入れや育ってきた環境、価値観、イメージの違いが重なり、喧嘩はあって当たり前のようなもの。
その中で、結婚式に向けた最初の準備である式場選びの段階から喧嘩してしまうカップルも当然いるわけです。
結婚式場選びでの喧嘩の原因とその対処法
ここからは詳しい結婚式場選びにおける喧嘩の原因について詳しく解説していきます。
対処法とあわせてご覧ください。
喧嘩の原因①希望する結婚式のイメージが違う
- 新婦は海外ウェディングに憧れ、新郎はアクセスの良い地元での式を希望している
- 和式と洋式で意見が食い違う
対処法
まずはふたりが「どんな結婚式にしたいか」イメージや条件を出していきましょう。
このとき「なぜこうしたいのか」という根拠や想いの背景があれば一緒に伝えたり、相手に聞くこともポイント。
しかし男性は結婚式についての情報やイメージがそもそも女性より少ないことがほとんどです。
その場合はネットなどから「一般的な意見はこうみたい」と情報共有しておくと、男性も全体像が見えてきやすくなります。
結婚式イメージを具体化してみよう
- 雰囲気(ナチュラル、ゴージャス、アットホーム、こじんまり等の単語でもOK。)
- エリア(どちらかの地元、海外、特定の式場など)
- やりたいこと(神前式、人前式、フラワーシャワー、指輪交換など)
- イメージに近い画像をInstagramやwebから出し合う
具体化することで例えば、おばあちゃん子の新郎のために海外ウェディングではなく地元で行おうなど、譲れないと思っていたポイントが変化しますよ。
喧嘩の原因②招待するゲスト範囲や人数
- 新郎は親戚を大勢呼びたいが、新婦は家族と親しい友人のみで行いたい
- 両家のバランスが悪い
対処法
式場を抑える際にはゲスト人数も関係してくるため、式場選びの前にゲストリストをつくることをおススメします。
出来上がったリストで案外バランスが取れていることもあります。
それでも人数差が出てしまう場合は、両家のバランスを取ることも大切ですが、結婚式は本当にお招きしたい人を呼ぶもの。
人数を見直せるか
■人数を増やすように調整
自分が過去結婚式に呼ばれた友人、交流のある職場関係や友人関係など
頭数をそろえるためにお招きするのは避けたいところ。
ゲストの気持ちを考えつつ増やせるかを考えてみましょう。
■人数を減らすように調整
友人グループを全員2次会に招待、妊婦さんや出産したばかりの友人など
親戚の範囲については親の意見が大きいところもあります。
一度お互いの人数バランスについて相談してみましょう。
その際は「ふたりのバランスを考えた上で、〇人以内にしたいんだけれど意見がほしい」と自分たちの意向を伝えつつ伺いましょう。
②予算に見合うか
ゲストが増えるほど費用も上がっていくため、現実的に収めたい人数と合っているかを検討しましょう。
③人数以外のところで工夫する
人数の少ない側が肩身の狭い思いをしないような工夫をしましょう。
- 披露宴会場のテーブルレイアウトで人数さが目立たないようプランナーさんと相談する
- 席次表をなくしエスコートカードにする
喧嘩の原因③式場見学をめんどくさがる
- 新婦はたくさん見学に行きたいが、新郎は家でゆっくりしたい
対処法
①無理なスケジュールを組まない
式場見学は基本的に2時間以上かかることが多く、意外と体力を使います。
そのため無理なスケジュールにならないようにしましょう。
式場選びで疲れ果ててしまっては、その先の準備のイメージも重くなってしまいます。
②3件見学すると2万円プレゼントのハナユメキャンペーンを活用
ハナユメという式場予約サービスで、3件式場見学をすると2万円分の電子マネーがもらえるキャンペーンがあります。
このキャンペーンを使って「2万円で美味しいものを食べに行く」「好きなものを買ってあげる」などでつりましょう。
私もこのキャンペーンを活用してうまく式場見学に連れ回すことに成功しました!
詳しくは【ハナユメデスクの体験談】条件を伝えるだけで結婚式場探しを全ておまかせ!で解説しています。
③リード側の女性が寄り添ってあげる
特に男性は「ふたりの式」と言えど、なんとなく女性に付き合っている感が出てしまいがち。
例えるなら彼女の買い物に付き合う彼氏の図です。
ここはリード側の女性が寄り添ってあげましょう。
「今日も一緒に見に行ってくれてありがとう。大変だったよね。でも見学してどうだった?」と感謝の気持ちと意見を聞いてみてください。
また「来週は家でゆっくりしよう」「今度はふつうのデートにしよう」など、時間を空けて相手のペースを見ながら見学を楽しみましょう。
④見学先でプランナーからの提案をハッキリと断る
実際の見学では式場側も営業をかけてきますので、見学時間が思ったより長引く可能性があります。
式場に着いたら「この後〇時から他の予定があります」と伝えておくと相手も配慮してくれます。
それだけで余計なストレスをかけることなく切り上げることができますよ。
喧嘩の原因④予算の件で揉める
- 新婦は両家から援助金があると思っていたが、新郎は自分たちだけでお金を出すものだと思っている
対処法
新郎だけでなく、親が「私たちは自分たちのお金だけで式をしたので、自分たちの力だけでやりなさい」というケースもあり、価値観はそれぞれ。
そのためまずは自分たちだけで出来る予算を把握しましょう。
①無理のない予算を算出する
ご祝儀や両家の援助金、ハネムーン、引越し、今後の生活費を除いた上で「現実的にふたりで出せる結婚式予算」を出しましょう。
結婚はあくまでスタート地点のため、結婚式後の生活にもお金がかかってきます。
せっかく素敵な式をあげても生活が立ち行かなくなってしまう・・・なんてことは無いようにしましょう。
②相場を知る
式場からだけの情報だけではなく一般的な相場を調べ比較することで、自分たちのコストに見合うか把握することができます。
③両家に相談する
自分たちの予算とご祝儀ではまかなえない場合に、両家に支援していただけるかここで初めて相談してみましょう。
喧嘩の原因⑤両親の意向を確認してくれない
- 新郎がなかなか日取りなどの連絡をしてくれない
対処法
意向を確認してくれないときには、相手のやりたいこと・やるべきことリストの中で優先順位が下がっていることが考えられます。
①スケジュールを明確にし、相手に行動を約束させる
「“〇日まで(期日)”に決めたいから、“今すぐ(期間)”連絡してほしい。お願い“できる?”(約束)」と、期日・期間・約束を含めてお願いしましょう。
期日は「いつまでに」、期間は「今すぐ/~が終わってからでいいから/~日までに」とすると、やるべき事が整理されます。
また、人間は相手との約束を基本的に守ろうとする生き物なので、「できる?」と確認することで行動してくれる率が上がります。
②確認してくれたら必ずお礼をいう
相手に確認をしてもらえたら必ず「ありがとう!」と感謝を表しましょう。
このとき、もしすぐに確認してもらえたなら「すぐに確認してもらえて助かった!」と嬉しいポイントを含めるとさらにGOODです!
相手の喜ぶことをしたくなるため、次回のお願いのときもすぐに確認してもらえる可能性が高くなりますよ。
結婚式場選びでの喧嘩はお互いを理解することで避けよう
結婚式場選びで喧嘩してしまうのは仕方のない場合もありますが、避けられる喧嘩がほとんどです。
- 結婚式へのイメージや価値観は、まず違っていて当然と心得る
- お互いの気持ちを具体化した上で話し合いをすることがスムーズに進めるポイント
- 感謝の気持ちを都度表し、譲りあう思いやりを持ち続けること
育ってきた環境が違うため、相手と意見がぶつかるのは自然なことです。
結婚式は100組のカップルがいれば、100通りになると言われており正解はありません。
大切なのはお互いを理解しあう気持ちです。
結婚式準備は、結婚へ向けての大切なステップでもあります。
大変さや苦労も、乗り越えればパートナーと絆がますます深まる良いキッカケになりますよ。
お互いを尊重して素敵な結婚式にしていきましょう!