現在では結婚の前に同棲することがが珍しくない世の中になりましたね。
同棲生活は2人にとって、とても素敵な日常を与えてくれます。
朝起きる時やご飯を食べる時、寝る時も常に大好きな相手と一緒にいられます。
同棲生活を始めたての頃は毎日が幸せに感じます。
しかし、同棲生活が長く続くと、喧嘩やすれ違いも起こりますよね。
「一緒に住んだばかりの頃は、こんなことなかったのにどうして…」と悲しい気持ちになってしまいます。
せっかくの同棲生活。
大好きなパートナーと日常を楽しく過ごしていきたいものです。
そこで今回は同棲がうまくいかない原因や対処法、同棲から結婚に繋げるための方法などについてご説明します。
目次(クリックでジャンプ)
同棲がうまくいかない6つの原因
同棲生活がうまくいかない原因は様々です。
今回は主に6つの原因を説明していきたいと思います。
原因①高すぎる理想
同棲生活に求める理想が高すぎた結果、うまくいかない原因になることがあります。
住み始めたばかりの頃は、どうしてもいいイメージを描いてしまうもの。
毎日素敵なパートナーと一緒にいれるなんて、考えただけでも幸せな気持ちになります。
ところが、お互いがイメージしていた理想の同棲生活と現実がかけ離れることもあります。
高すぎる理想や憧れのせいで、現実との些細な違いが許せなくなることもあります。
原因②一方に負担がかたよる
同棲生活では家事の分担など、2人の助け合いがとても大事です。
洗濯や食器洗い、部屋の掃除などの家事を一方しかやらないといった負担のかたよりはストレスの原因になってしまいます。
同棲を始めたばかりの頃は、お互いに気を使って家事の分担もするでしょう。
しかし同棲期間が長くなると、どうしても一方の負担が大きくなることがあります。
いまだに、家事は女性の仕事という固定概念がある方は注意が必要です。
優しい彼女も徐々に不満やストレスが溜まっていき、いつかストレスが爆発するかもしれません。
原因③生活習慣の違い
お互いに仕事の時間がバラバラだったり食事の時間がズレたりと、生活習慣が違う場合にはコミュニケーションがなかなか取れず、すれ違いになってしまうこともあります。
生活習慣が違うと「今日会社でこんな事があって…」といった会話も徐々に減っていきます。
こういった小さい事も積み重ねれば、すれ違いの原因になることがあります。
「毎日、同じ部屋に一緒に住んでいるから、今話さなくてもいつでも話せるよね。」という考えには注意が必要でしょう。
同棲生活こそ、日頃のコミュニケーションがとても重要です。
原因④価値観の違い
価値観の違いでも、同棲生活がうまくいかない原因になることがあります。
実は価値観が違う事自体が問題なのではありません。
お互いに価値観を押し付け合うことが原因でうまくいかなくなることが多いのです。
確かに、2人はとても仲が良く共通点も多いことから同棲を始めたと思います。
しかし、いくら似たもの同士の二人でも、考えや価値観の違いがあって当然ではないでしょうか。
価値観を押し付け合うのではなく、お互いの価値観を認め合うことが、円満な同棲生活には重要なのです。
原因⑤一緒にいる時間の長さ
長く同棲生活をしていると一緒の時間が長くなり、どうしてもパートナーの嫌な所が見えてしまうものです。
同棲生活を始めたばかりの頃は、多少気になることがあっても「ちょっと気になるけどまぁいいか!」と我慢できます。
しかし長年同棲生活をしているとだんだん嫌になって来ることもあります。
たまにであれば我慢出来ても、同棲生活を長く続け、毎日のこととなると相手の嫌な所が気になってしょうがなくなることがあるのです。
原因⑥マンネリ化
マンネリ化は、長く続く同棲生活において特に注意したいところです。
長年一緒に生活をしていると、日々の日常がマンネリ化しやすくなります。
同棲したての頃は、些細なことでも楽しく過ごせたと思います。
2人で食べる食事、一緒に見るテレビやYouTubeなど、常に2人の会話が途切れず、毎日幸せな気持ちで過ごせたと思います。
ところが、毎日同じことの繰り返しだとどうしても生活がマンネリ化してしまうものです。
同棲生活においても、普段と違う刺激や「ときめき」が大事な時もあるのでしょう。
同棲がうまくいかない時の6つの対処法
これまでは、同棲生活がうまくいかなくなる原因について説明しました。
同棲生活を続けていると、二人の関係がうまくいかなくなる時もあるでしょう。
それでも、せっかくパートナーと一緒に暮らしているのですから、毎日笑顔で楽しく暮らしていきたいですよね!
ここからは、同棲生活が上手くいくための対処法を6つご紹介させていただきます。
対処法①期待しすぎない
同棲生活に期待しすぎない、または相手に期待しすぎないことが大事です。
いくら気の合う相手であっても、相手と自分は元々は違う人同士です。
自分の思い描いていた、同棲生活とズレが生じるのは仕方のないこと。
「2人の生活がうまくいくように頑張っているのに、どうしてうまくいかないのかな?」などと考え過ぎてしまうのはよくありません。
自分の描いていた理想と現実が違っても「お互いに生まれも違うし、育った環境も違うからしょうがないか~」と軽い気持ちで開き直ってみるのもいいでしょう。
相手に期待をするのではなく、思いやりを持つことが大事です。
対処法②話し合う時間を設ける
2人で話し合う時間を設けることはとても大事なことです。
同棲生活がうまくいかないのであれば、とことん話し合って2人で解決策を見つけましょう。
「毎日一緒にいるから、言葉で説明しなくても私の言いたいことがわかるでしょ?」と思ってしまうかもしれませんが、言葉にしないと分からないこともあります。
真剣に話し合いをすることで相手の考えに気付き、寄り添うことができて、良い方向に向かうこともあります。
同棲生活を楽しく過ごす為には、2人でよく話し合い、解決するべき課題を見つけることも必要でしょう。
対処法③ルールを決める
同棲生活をうまく続けるためには、ルールを決めることも重要です。
毎月の支払いをどうするかや家事の分担などを具体的に決める事も重要です。
このルールを決めないまま同棲生活を続けて行くと、どちらか一方に負担がかかってしまいます。
その負担が積み重なり、喧嘩の原因になることもよくあることですので、同棲生活を続ける上でのルールを決めることをおすすめします
対処法④気遣いを忘れない
お互いに気遣いを忘れないことがなによりも大事です。
同棲を始めた頃は毎日が幸せで朝起きた時の「おはよう」や2人でご飯を食べる時の「いただきます」食べ終わった後の二人で行う食器の片付けなど、些細なことでもお互いに気遣いがあったのではないでしょうか。
同棲生活に慣れてくると、なにも言わなくても相手がしてくれて当たり前だと感じてしまう事もあるでしょう。
しかし、同棲生活に限らず結婚生活でもお互いの気遣いが何よりも大事です。
忘れてはいけないのが、相手が常に一緒にいてくれる事は決して当たり前ではありません。
「今日ちょっと顔色悪くない大丈夫?」や「今日は、俺が洗濯するよ」などの些細な気遣いが、同棲生活においてとても大事なことでしょう。
対処法⑤目標・ゴールを決める
同棲のゴールを決めるのも1つの手です。
2人が結婚を前提に考えて始めた同棲であれば「一年間、同棲してみてお互いに良ければ結婚しよう」などあらかじめ期間を決めるのもポイントです。
今のところお互いに結婚するつもりがないのであれば、違う目標を考えてみてはいかがでしょうか。
例えば…
- 2人で旅行をするための費用を貯める計画をしてみる
- 2人でイベントに行く、共通の趣味を持つ
など、2人でしかできない共通の目標を見つけることも大事ではないでしょうか。
同棲期間が長くなると、どうしても「ときめき」がなくなってしまうものです。
2人だけで行く旅行や共通の趣味などは、マンネリ化した同棲生活に潤いを与えてくれるでしょう。
対処法⑥自分の時間を大切にする
同棲生活が長くなると、自分だけの時間が少なくなりがちです。
大好きな相手と住んでいても、自分の時間は欲しいものです。
「相手の事は、大好きだけど…自分の時間が欲しい時もある」
これは、同棲生活をしていると誰にでもあることですので、自己嫌悪する必要はありません。
時には、自分の友達と出かけることや、1人でショッピングやドライブなどに出かけてみるのもいいでしょう。
パートナーとの時間も大事ですが、あえて自分の時間を作り、視野を広げることも同棲生活をするうえでは大事なことです。
同棲は気負い過ぎずに楽しむことを心がけよう!
同棲生活がうまくいかないことで、気負いしすぎるのもよくありません。
優しいあなたは、同棲生活がうまくいかない原因をどう解決するか考えているのかもしれませんが、無理に気を使い過ぎてしまってはあなたが疲れてしまいます。
元々2人は違う人同士です。
例え、考えや価値観が似ていたとしても完璧に合うことはまずないでしょう。
一度少し肩の力をぬき、些細な失敗や少しのすれ違いもあえて楽しんでみるのもいいでしょう。
完璧な理想の生活を求めず、パートナーとの些細な日常を楽しむことを心がけることが、同棲生活がうまくいく秘訣です。