同棲

同棲を反対される理由とその対処法をご紹介!成功のカギは計画性!

同棲を考えている人の中には

困る女性
親が同棲に反対していてなかなかはじめられない・・・
同棲すると伝えても反対されそうで言えない・・・

このような方も多いのではないでしょうか。

同棲というとよくないイメージを持たれる方もいますが、同棲でしかできない経験もたくさんあります。

また「生活費を節約できる」「事前に結婚のイメージができる」などメリットも多いです。

せっかくならば、親の許しを得てスッキリとした気持ちで同棲生活をスタートさせたいですよね。

そこで今回は、同棲を反対される理由から対処法までをご紹介していきます。

同棲を反対される6つの理由

現代では結婚をする前に同棲をする人が増えてきていますが、親世代では普通と感じる人はまだまだ多くありません。

その中には、我が子を思う気持ちから心配になることがいくつかあるようです。

理由①同棲にメリットを感じない

親世代は同棲=結婚のプレ生活と考える傾向が多いです。

何年も結婚生活を送っていると、良いことばかりではなくお互いの悪いところも当然見えてきます。

結婚は簡単に別れるということはできず、お互いに我慢したり折り合いをつけながら生活をしていきます。

そのような生活を同棲で経験をするということにメリットを感じないのでしょう。

結婚生活の良い面も悪い面も見てきた先輩として、簡単に許せないという部分があるのではないでしょうか。

理由②婚期が遅れてしまうのではないかと考える

同棲はとても曖昧な関係性です。

仮に結婚を約束してから同棲を始めても、相手の嫌なところが見えて解消するということも大いに考えられます。

特に女性側の親は20代での結婚を想定していることが多いため、同棲によって婚期を逃すことを心配します。

理由③妊娠してしまう可能性がある

厚生労働省「平成22年度「出生に関する統計」の概況 人口動態統計特殊報告」

これによると、日本人の4人に1人は授かり婚であることがわかっています。

現代では珍しくないものとして徐々に受け入れられている授かり婚。

しかし、親の中には結婚してから子どもを授かってほしいと考える人も少なくありません。

ましてや一緒に住むわけですから、同棲では妊娠する確率も高くなります。

親は、そのまま成り行きで結婚してしまうことを心配するようです。

理由④費用や生活に負担がかかることが心配

家賃や生活費などを2人でしっかり支払っていけるのかを親は心配します。

特に実家暮らしであった場合は、1人暮らしよりも好きなことにお金を使えるため、その気持ちは強いでしょう。

また、家事の負担が増えることも考えられます。

同棲する2人が共働きの場合、毎日2人分の家事をこなすのは大変なことです。

その点において、負担を考え心配する気持ちが高まるのではないでしょうか。

理由⑤実家から出ることが寂しい

実家住まいのカップルに起こりうることです。

家族の仲が良ければ良いほど、一緒に住めなくなる寂しさが出てきます。

親も、結婚すればいづれは起こること…と分かっているでしょう。

しかしそれが同棲という形ではなくても良いのではないかと考えるようです。

理由⑥交際相手のことをよく知らない

そもそも交際相手のことをよく知らない状態では、同棲に賛成はできないでしょう。

悩む女性
「どんな相手かも知らないのに、いきなり同棲するだなんて・・・」

と、親からすれば不信感に繋がります

同棲を反対されないためには「計画性」が大切!

親にとって、我が子の同棲はメリットよりも負担や婚期が遅れてしまうことへの心配が大きいです。

そもそも、先が見えないことに私たちは不安を感じやすいもの。

同棲生活をスタートさせるために、計画性を持って親を説得しましょう。

ステップ①親と電話でのコミュニケーションを図る

親に交際相手をいきなり会わせることが難しければ、まずは電話でコミュニケーションを取るようにしてみましょう。

電話であれば、会うよりもハードルが低くなります。

最初は挨拶程度に「今お付き合いしている〇〇です」と交際相手に言ってもらい、まず存在を分かってもらうことが大切。

慣れてきたら、会話に入ってもらうようにします。

明るく挨拶し、親に良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

ステップ②親と交際相手を何度か会わせておく

電話でのコミュニケーションに慣れてきたら、実際に何度か会わせてみます。

そうすることで、同棲のお願いに行く時も会いやすくなり、親も受け入れやすくなるからです

例えばデートの帰りに連れてきたり、可能であれば家に呼んでみましょう。

この時にコソコソしてしまうのはNG。

せっかくの印象が悪くなってしまいますので、親が居ればしっかりと挨拶するようにしましょう。

ステップ③親の気持ちを理解する姿勢があることをアピールする

いよいよ同棲の許可をもらう時です。

「同棲をしたい」ということを話した後、大切なのは「心配する気持ちを分かっている」ことを話すことです。

先にも述べたように、同棲を打ち明けられた時、親は様々な心配事を思い浮かべます。

親からしたら、子ども達は「好きだから」「一緒に住みたいから」と安易な理由で言っていると思うのではないでしょうか。

まずは親の考える心配事を分かっているという姿勢を見せることで、勢いだけではないことを伝えることが重要です。

ステップ④同棲するメリットを伝える

「別に同棲をしなくても、結婚すれば良いのではないか」

「同棲は別れる元だからしないほうが良い」

と、親は同棲に対してマイナスなイメージを持っています。

しかし、同棲は家事を分担できたり、節約ができたりとメリットもありますよね。

自分たちなりの同棲に前向きな考え方を話すことで、理解を得られるようにしましょう。

ステップ⑤条件つきで同棲をすることを伝える

ステップ④までを実行し、同棲を許可してもらえなかったら条件つきで同棲をすることを伝えましょう。

例えば以下のようなことが考えられます。

  • 生活費や家事についての分担をあらかじめ決めておく
  • 期限付きでの同棲であることを伝える
  • 仕事や勉学に励むことを伝える

このようにすることで、だらだらと同棲するわけではないことを理解してもらうようにしましょう。

同棲の許可をもらうためのポイント

いざ同棲のお願いをしにいく時には、相手の親に良い印象を持ってもらえるよう努めなくてはなりません。

どれも基本的なことではありますが、パートナー自身の人格を問われる部分でもあります。

それぞれのポイントを一緒に見ていきましょう。

身だしなみを整える

大前提として「この相手ならば一緒に住んでも大丈夫そう」と思われることが必要です。

人の印象は見た目が半分と言われていますので、まず身だしなみを整えることが大切。

頭髪や髭、爪を整える、服装は男性ならばスーツ、女性ならばワンピースなどきちんと見える服装が良いでしょう。

きちんと挨拶をする

挨拶がしっかりできることは人として当然のことです。

すぐに同棲を許してもらえるケースは少ないと考え、それでも挨拶をしに向かいましょう。

そうすることで真剣な姿勢が見え、相手の親も受け入れてくれる気持ちになるかもしれません。

話し方に気を付ける

結婚までではないとはいえ、同棲も正式に親にお願いをする場です。

丁寧な言葉を使うことで、より良い印象を持ってもらうことができます。

タメ口はもちろんのこと、「マジで」「ぶっちゃけ」などふと出そうな若者言葉にも注意が必要です。

例え相手の親がフランクに話してくれたとしても、お願いをする立場をわきまえ丁寧な言葉を使うようにしましょう。

入籍する意思があることを伝える

入籍する意思がある場合は、同棲する時点で言っておくべきでしょう。

そうすることで、より同棲に対し真剣味が伝わります。

ただ「なぜ結婚ではなく同棲なのか?」と言われるかもしれません。

「結婚前に相性を見極めたい」と言っても1度は反対されるかもしれませんが、そこは2人なりの真剣な思いがあるはず。

何度も説明するつもりで、伝えることが大切です。

女性側の両親を優先する

日本では、まだまだ社会的に男性優位の文化があります

もしも同棲が解消してしまった場合、特に女性は社会的に不利な状況になることも。

そのような場合を1番に心配しているのはやはり女性側の親です。

もちろん、男性側の親が反対する場合もあります。

しかし、まずは女性側の親が納得するにはどのようにしたら良いかを考えるようにするとうまくいくでしょう。

同棲を反対された時はどうしたらいいの?

同棲生活をすぐに了承する親は少なく、お願いをしても反対をされるかもしれません。

そのような時は、感情任せにならず冷静な対応することが大切です。

時間を置いて話し合いの機会を待つ

何度も話し合いをすることは覚悟の上でお願いをしにいきましょう

1度や2度で分かってくれなくとも、話し合いを重ねる中で親の中でも変化が生まれるかもしれません。

ただ、あまりしつこくなりすぎるのは禁物です。

話し合いの雰囲気が悪くなるだけではなくパートナー同士の仲まで悪くなる可能性があります。

「なぜ同棲をしたいのか?」

パートナー同士でも考えを整理しつつ、時間を置きながら話し合いの機会を持つようにしましょう。

同棲を諦める

いっそのこと、親の許しを得ないまま同棲をするのも一つの手かもしれません。

しかし、いざ結婚したいとなった時により親の姿勢が硬化してしまい、結婚できない自体に発展しては困ります。

勝手な同棲はやめておいた方が良いでしょう。

それに加え、結婚生活の先輩として子どもの様子を見ている親の言葉は一理あるかもしれません。

パートナー同士でも話し合いをし、今まで通りのお付き合いを続けることも1つの着地点として考えておきましょう。

気持ちの良い状態で同棲ができるようにしよう

同棲をはじめるにあたって、親の許しを得ることは簡単なことではありません。

しかし、頭ごなしに反対しているのではなくそこには親なりの心配の気持ちがあります。

その気持ちを理解した上で、自分達の思いを誠意を持って伝えることが大切です。

気持ちの良い状態で同棲がスタートできるよう、準備をしていきましょう。

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