フラッシュ暗算で問題を解いているのを、テレビで見たことがある方もいますよね。
高速で表示される数字を1つも漏らさずに計算するのは、とても難しそうに見えます。
今回はフラッシュ暗算に興味のある方や気になる方に向けて、情報をまとめました。
フラッシュ暗算の特徴・メリット・練習方法・検定受験について、わかりやすく解説していきます!
目次(クリックでジャンプ)
フラッシュ暗算ってどんなもの?
フラッシュ暗算とは、コンピューター画面に表示される数字の問題をそろばんを使用して計算をするものです。
数字は、フラッシュ式にランダムで出題されるのが特徴です。
そろばん学習とあわせて行う
フラッシュ暗算は、桁数が小さいと暗算で答えを出すことができますが、桁数が増えていくにつれて回答が困難になります。
そのため、フラッシュ暗算はそろばんと並行して学習していく必要があります。
数字の読み書きと足し算が理解できていれば、幼児期からでもフラッシュ暗算に挑戦できます。
フラッシュ暗算を学ぶ5つのメリット
フラッシュ暗算には、5つのメリットがあります。
- ゲーム感覚で楽しくチャレンジできる
- 右脳を鍛えることができる
- 素早く計算できるようになる
- 決められたタイミングに集中する力を鍛えられる
- そろばんが更に上達する
ここでは、この5つのメリットについて解説していきます。
メリット①ゲーム感覚で楽しくチャレンジできる
1つ目のメリットは、ゲーム感覚で楽しくチャレンジできることです。
フラッシュ暗算は、デジタル機器を用いて計算を行います。
ゲーム感覚で取り組めるので、ドリルで勉強という意識を持って計算をするよりも楽しく、飽きずに挑戦できます。
メリット②右脳を鍛えることができる
2つ目のメリットは、右脳を鍛えることができることです。
計算で右脳を鍛えるには、そろばんとフラッシュ暗算が1番です。
右脳は、感覚的なひらめきと視覚的なイメージの記憶を司っています。
右脳を鍛えることによって、注意力や観察力、記憶力や集中力、想像力、情報処理能力が鍛えられます。
メリット③素早く計算できるようになる
3つ目のメリットは、素早く計算ができるようになることです。
フラッシュ暗算はデジタル機器を使用して計算するため、レベルに応じてフラッシュ時間を変えることができます。
レベルが上がっていくことによって計算スピードに変化があり、成長を実感することができます。
メリット④決められたタイミングで集中する力を鍛えられる
4つ目のメリットは、決められたタイミングで集中する力を鍛えられることです。
フラッシュ暗算は、画面に数字が次々と表示されます。
そのため、1つでも見逃すと正解できません。
数字を見逃さないようにするために、決められたタイミングで集中する能力が鍛えられていきます。
メリット⑤そろばんが更に上達する
5つ目のメリットは、そろばんが更に上達することです。
フラッシュ暗算は、桁数が小さいと暗算での回答ができますが、桁数が大きくなるにつれて、暗算での回答が困難になります。
そのため、そろばんも同時に学ぶことが必要になります。
フラッシュ暗算と一緒に学ぶことによって、そろばんの計算スピードも上がっていきます。
フラッシュ暗算を身に着ける5つの練習方法
フラッシュ暗算を身に着けたいと思っていても、練習方法が分からない!という方もいますよね。
さらに、いきなり挑戦したら挫折するかもしれない…と思う方もいると思います。
ここでは、おすすめかつ挫折を防ぐ練習方法を5つ紹介していきます。
練習方法①フラッシュ暗算を行っているそろばん教室に通う
1つ目は、フラッシュ暗算が習えるそろばん教室に通うことです。
そろばん教室だと、フラッシュ暗算用の公式ソフトを揃えています。
日本フラッシュ暗算協会のウェブサイトでは、公式ソフトを使用している全国のそろばん教室を検索することができますよ。
練習方法②アプリや動画を活用する
2つ目は、アプリや動画を活用する練習方法です。
アプリや動画は、フラッシュ暗算をお試しから入ってみたいと考えている方におすすめです。
また、フラッシュ暗算が習える教室が近くに無いが、やらせたい方にもおすすめです。
動画はフラッシュの速度ごとに配信されているため、レベルに合わせた練習ができます。
アプリは、設定でフラッシュの速さや難易度の調整ができます。
さらに、正答率や全国ランキングが表示されるアプリもあります。
この機能をうまく使うと、モチベーションアップや飽きずに続けやすいというメリットがあります。
練習方法③市販のテキストを利用する
3つ目は、市販のテキストを利用する練習方法です。
ゲームやアプリでのお試しに抵抗がある方には、市販のテキストがおすすめです。
発売されているテキストは、FLASH出版の「フラッシュ暗算練習帳(1桁の数字①〜③、2桁の数字①〜③、3桁の数字①〜③」があります。
このテキストは、kindleで購入することができます。
練習方法④手書きの数字を使って練習する
4つ目は、手書きの数字を使用する練習方法です。
手書きの数字を使っての練習は、親子で一緒に楽しくできる練習方法となります。
難易度もある程度調整できて、紙をめくる速さも同様に調整できます。
さらに、手書き数字は紙とペンがあれば作れるので、低コストでフラッシュ暗算の練習ができます。
練習方法⑤フラッシュ暗算のゲームを使う
5つ目は、フラッシュ暗算のゲームを使う練習方法です。
フラッシュ暗算をゲーム感覚で挑戦させてみたい!と考えている方におすすめです。
フラッシュ暗算のゲームは、ニンテンドー3DSから発売されています。
「フラッシュ暗算DX」と「初心者から日本一まで そろばん・あんざん・フラッシュ暗算」の2種類です。
配信版での販売は終了していますが、ゲームソフトは販売しています。
Amazon等のネットショップで探すか、中古でも気にならない方はBOOKOFF等の店舗で探してみましょう。
自宅でできる「フラッシュ暗算検定」とは?
フラッシュ暗算検定はそろばん教室や塾に通っていないと受験できない、と思っている方もいるのではないでしょうか。
実は通っていなくても自宅で受験することができ、費用もお手頃価格となっています。
ここからは、自宅で受験するフラッシュ暗算検定の特徴とメリット・料金について、解説していきます。
自宅で受験①そろばん教室や塾に通っていなくても受験できる
フラッシュ暗算検定は、そろばん教室や塾に通っていなくても、自宅で受験することができます。
日本フラッシュ暗算検定協会で受験する際は、無料の受験者登録をする必要があります。
一般登録の際は、塾ネット番号の入力は不要となります。
自宅で受験➁そろばん・暗算学習のモチベーションアップにつながる
フラッシュ暗算検定は、20級〜20段まであります。
検定に合格すると賞状が貰え、さらに教室で受験した場合はカードが貰えます。
結果や頑張り、今の実力が目に見えるので、今後続けていくためのモチベーションアップにも繋がります。
自宅で受験③検定費用は1回1,000円以下
検定費用は、日本フラッシュ暗算協会の場合、20級〜11級までは800円、10級〜4級までは900円で受験することができます。
3級以上になると、費用は1,000円以上となります。
自分にあった方法で、フラッシュ暗算を楽しく学ぼう
フラッシュ暗算に興味があっても、よくわからなくて中々一歩が踏み出せない、という方もいますよね。
難しく思えるフラッシュ暗算ですが、子どもから大人まで、さまざまな方法で学ぶことができます。
慣れるまでは戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れるにつれてレベルアップもしていきます。
数ある方法から自分に合った練習方法を見つけ、楽しくフラッシュ暗算を学んでいきましょう!