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仕事を辞めたいけど、我慢して続ける意味ってあるの?そんなときに考えるべきこと

「仕事を辞めたいけど、我慢して頑張らなきゃ」

「友人に辞めたいと相談したら我慢しなと言われたから頑張る!」

仕事を辞めたいと思っているときは「何が正しくて何が間違っているのか」判断がうまくできない場合があります。

この記事のポイント

・新卒10ヶ月でブラック企業から、大手ホワイト企業に転職した経験談
・仕事を我慢して続けるべきなのかという問いの答えが見つかる
・人材業界で働く中で得た情報をもとに解説

 

この記事では仕事を辞めたいけど我慢しないといけないと思って苦しんでいる人に向けて書いています。

私自身も、この考えに苦しめられました。同じような人の参考になれば嬉しいです。

仕事を辞めたいけど我慢するべき?

結論からいうと仕事を辞めたいと思ったら、我慢するべきではありません。

「仕事が一時的に忙しくて辞めたい」というのであれば、そこは踏ん張りどきです。

そういった理由がなく頻繁に辞めたいと思っている場合は、我慢しない方が良いでしょう。

仕事を辞めたいという気持ちを我慢すべきでない理由

ここでは、仕事を辞めたい気持ちを我慢すべきではない理由を3つご紹介します。

理由①辞めたい状態で働いても成長しない

人は、やりたくない事や興味がないことに関しては、やる気が起きない生き物です。

私自身も、興味がないことに関しては、全くやる気が起きません。

辞めたいと思っているものに、全力でエネルギーを注げる人は少ないでしょう。

終身雇用が当たり前でなくなってきたため、今後は個人の力が重要になると言われています。

辞めたいと思いながら無理に働いていても、長期的に見るとマイナスの方が大きいです。

理由②理不尽に耐えることほど辛いことはない

仕事を辞めたいと思う理由の1つ「会社での理不尽が辛くて辞めたい」というものが多いです。

あなたもそうなのではないでしょうか?

私自身理不尽な「ノルマ」「指示」「環境」に耐える日々を送っていましたが、ストレスが尋常ではありませんでした。

「今は辛いけど頑張れば成長できるはず・・・」

そう思っていましたが「理不尽への耐性が少しついただけ」でした。

転職して1ヶ月で「我慢して働いていた10ヶ月間の成長」を余裕で超える成長ができました。

理由③待っていても辞めどきなんてこない

「今は辞めるタイミングじゃない」といって無理をしていると、働くことができない身体になる恐れがあります。

待っていても辞めどきなんて来ることはありません。

辞めたいと思ったらすぐに行動することをおすすめします。

辞めどきとは自分の納得できる会社から内定をもらったときです。

我慢せずに仕事を辞めるべき場合とは?

仕事を辞めたいと思った時は基本的に我慢せずに辞めるべきですが、特にやめるべきタイミングがあります。

悩んでいる場合は、こちらを参考にしてみてください。

仕事が向いていない・楽しくない

楽しく仕事ができる環境なのか」「自分に対して本当に向いているのか」は働く上で非常に重要です。

向いていない仕事だと、どれだけ頑張っても伸びしろが少なくなかなか楽しめません。

実際に働いてみて向いているか向いていないかわかってくることが多いです。

その仕事が向いていないということが理解できただけで大きな収穫です。

その情報を参考に次の仕事について考えてみましょう。

「自分は何がしたくないのか」「どんなときに喜びを感じるのか」というのはとても重要ですね。

給料が上がらない・昇進しない

「なかなか給料が上がらない」「どんだけ頑張っても昇進しない」場合は辞めることを前向きに考えた方がいいかもしれません。

そのような会社は、人を成長させるつもりがないことが多いです。

安い給料で使えるだけ使っていらなくなったら捨てる」という考えを持っている場合があります。

若いうちは目先の給料よりも、生涯年収を考えて仕事を選択すべきですが、このような会社は辞めておいた方がいいです。

優秀な人材への投資を惜しむ会社に、成長できる環境はありません。

職場でのハラスメントがひどい

最近ではだいぶマシになってきていますが、まだまだ「パワハラ」「セクハラ」が当たり前の職場が多くあります。

もし特定の人物が原因の場合は、部署を移動させて欲しいと人事に伝えて、無理なら退職を考えましょう。

会社全体でそのような風潮がある場合、逃げ場はないのですぐに辞めた方がいいですね。

仕事を辞めたいと思ったときに考えること

仕事を辞めたいと思ったら我慢するのではなく、考えるという行動を起こしましょう。

「仕事辞めたい」→「すぐ辞める」だとひたすら転職を繰り返すことになってしまいます。

そのため、仕事を辞めたいと思っている理由を考えることが重要です。

「仕事辞めたい」→「なんで?」→「辞める」この間の「なんで?」が重要です。

私の場合は、IT機器の商社で営業をしており、この「なんで?」のところに

  • この会社で成長できる気がしない
  • パワハラがひどい
  • 商品に愛着が持てない

が該当しました。

この理由の部分が、会社を辞めないでも解消できることかどうかが重要です。

「この会社で成長できる気がしない」というのは、辞めないと解決できない大きな問題でした。

そのため、私は新卒10ヶ月でこの会社を辞めました。

仮にこの「なんで?」の部分が

  • 上司と相性が悪い
  • 担当しているお客さんが嫌すぎる

などの場合は、人事や上司に相談して「辞めたいと思うほど悩んでいること」を伝えてみましょう。

人事も上司も辞められると自分の評価に影響があるので、対応してくれる場合が多いです。

お願いしても全く取り合ってもらえない場合、企業の風土がおかしい可能性が高いのですぐに辞めるのが正しい選択です。

仕事を辞めたいと思ったら思考停止せずにまず行動!

「仕事が辛い」「辞めたい」と思ったときってついつい思考停止してしまいがちですよね。

私も、何も気づかないフリをして何も考えず会社に行っていました。

しかし、意欲的に仕事に取り組むなんてことはできず。。。

無駄な時間を過ごしたなと思いました。

今はネットで調べればたくさんの情報を得られる時代です。

転職サイトをみたり、転職エージェントに無料相談してみたり思考を広げる方法はたくさんあります。

仕事を辞めた場合の未来をイメージできるようにして続けるのか辞めるのかどちらがメリットが大きいか考えましょう。

参考記事:リバティーワークス/毎日仕事を辞めたいと思っている人は多い!毎日仕事を辞めたい原因と対処法

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