初めての両家顔合わせで戸惑う人は多いのではないでしょうか。
お互いに家族を紹介する特別な機会だからこそ、場所で失敗はしなくないですよね!
そこで今回は、顔合わせの場所を決める手順やポイントを解説していきます。
目次(クリックでジャンプ)
両家顔合わせの場所は誰が決める?
両家顔合わせの場所は、基本的には主催者が決めます。
最近では、両家顔合わせは新郎新婦が主催者となることが多いため、場所も新郎新婦が中心となって決めることになります。
ただし、お互いの家族を紹介する会であり、家族の都合はとても重要です。
スムーズに場所を決めるためにも、双方の家族にこまめに連絡を取りながら、場所を決めていきましょう。
両家顔合わせの場所を決める手順
いくら新郎新婦主催とはいえ、場所を勝手に決めるのはあまり良いとは言えません。
双方の家族の意見をしっかりと聞きながら、希望に添えるように調整して行きましょう!
手順①:日程を決める
顔合わせは結婚式の半年前頃に行うのが一般的です。
お互いの両親に結婚の承諾を得たら、早めに顔合わせの準備をしましょう!
参加者全員が都合のいい日になるように、候補日をいくつか用意するのがおすすめです。
また、親がお日柄を気にする場合もあるので、それらも考慮して日程を考えておくと良いですよ!
手順②:場所・地域を決まる
お互いの実家が近い場合はあまり意識する必要はありませんが、実家が離れている場合には、まず顔合わせをする地域を決めなければいけません。
特に決まりはありませんが、次のパターンが考えられます。
- 一方の実家近くに出向く
- 新郎新婦の住居の近くに招く
- 両家の中間地点で行う
いずれにしても、ある程度の距離を移動する必要がある場合には、ホテルなどの手配も考える必要があります。
双方の家族に負担が少ない場所を選びましょう。
手順③:会場の予約
日程や場所の候補が決まったら、会場を探しましょう!
会場を探す際は、情報検索サイトで調べたり、グルメサイトの口コミを確認すると失敗が少なくなります。
また、友達や知り合いが顔合わせをしたお店を教えてもらうのもいいですね!
会場を予約する際は、「顔合わせプラン」を用意しているところを活用するとスムーズです!
特にプランがない場合でも、予約時に「両家の顔合わせ」であることを伝えておくと安心です。
予約の際は、個室の有無や料理の希望など、こちらの希望をまとめて伝えるようにしましょう!
両家顔合わせの場所を選ぶ5つのポイント
ポイント①:雰囲気
まず、最も気になるのがお店の雰囲気ですよね。
ガヤガヤとした場所だと話をしづらいため、落ち着いた雰囲気で個室を用意しているお店がおすすめです!
初めてのお互いの家族を紹介するのは、誰でも緊張するもの・・・。
両家の意向にもよりますが、リラックスできるようあまりかしこまりすぎないお店を探してみるといいかもしれません。
ポイント②:料理
料理の種類は、和食、洋食、中華など、これといった決まりはありません。
和食が人気ですが、双方の家族の好みに応じて選ぶのがおすすめです。
ランチタイムを選ぼう!
両家顔合わせは、ランチタイムに行うのが一般的です。
特に、どちらかの家族がお酒に弱い場合や、地方から日帰りで来る場合などは、その後の都合も考えて、お昼に設定するのが無難です。
コース料理を選ぼう!
料理は、コース料理を注文するのがおすすめです。
着席したら料理を運んでもらえるので、料理を選ぶ手間が省けます。
なお、コース料理でも大皿で取り分けるスタイルは手間がかかるので避けるのが無難です。
また、注意したいのが食事の量!
美味しい料理が次から次へと運ばれてくるのは楽しいですが、顔合わせの目的は食事ではありません。
食べるのに忙しく会話ができないと意味がありませんよね。
予約時に料理の量を確認し、場合によっては、量を減らしてメインの料理をグレードアップするのもいいかもしれません。
アレルギーや好き嫌いは事前に確認しておこう!
双方の家族の好みに合わせた食事を用意するのが、主催者のマナーです。
好き嫌いやアレルギーの有無を事前に確認し、食べられるものを用意するようにしましょう!
ポイント③:会場の場所
会場の場所は、アクセスの良いわかりやすい場所がおすすめです!
初めての場所で迷ってしまって時間に遅刻してしまったら、両親に恥をかかせてしまいます。
わかりやすい場所を選ぶか、別の場所で待ち合わせをするなど、顔合わせの前に疲れてしまわないように気配りが大切です。
ポイント④:金額
顔合わせの食事代は、1人あたり5,000~10,000円とすることが多いようです。
料理代・個室料の他に、当日の飲み物代も予算に含めておきましょう!
また、支払いは誰がするのかを事前に決めておくことが大切です。
ポイント⑤:お店のサービス
お店のサービスは、予約時に確認しておくと当日慌てることがなく安心です。
お店側のきめ細かなサービスも、両家顔合わせの際には大切です。
個室の有無
両家顔合わせでは、ゆっくりと話ができるように、静かな個室がおすすめです。
個室の有無を予め確認しておきましょう。
なお、個室でも隣の声が気になってしまう場合もあるため、余裕があれば下見に行くとより安心です。
テーブル・座敷
和食の場合、お座敷の場合も多いはず。
お座敷は特別感があって良いですが、食事中ずっと正座しているのは辛い方も多いのではないでしょうか。
お座敷用のイスを用意してもらえば、多少足を崩しても大丈夫なので、事前に準備が可能か確認しておくと良いでしょう。
また、足が悪い場合には、座敷よりもテーブル席のほうが良いかもしれないので、家族にも確認しておきましょう。
利用可能時間
お店を予約する際、お店の利用可能時間を確認しておきましょう。
顔合わせの時間は、2時間半~3時間が目安とされています。
2時間制を設けているレストランなどでは、終盤慌ただしく食事会が終わってしまうことにもなりかねません。
顔合わせプランを用意しているところは、時間も配慮してくれている場合が多いですが、利用可能時間は事前に確認してしておきましょう。
送迎サービス
駅から離れている料亭・ホテルなどは、送迎車を用意しているところもあります。
事前に確認し、双方の家族へ案内しておくと、当日の集まりがスムーズになります。
ポイント⑤:プランの種類
最近では、「顔合わせプラン」を用意しているお店が増えてきており、オリジナルプランや特典もたくさんあります。
お店選びで迷った際は、プランの内容で選んでみるのも良いのではないでしょうか。
両家顔合わせによく選ばれる場所
では実際に、両家の顔合わせによく選ばれる場所はどのようなお店なのでしょうか。
場所①:料亭
本格的な日本料理が楽しめる料亭を、顔合わせの場に選ぶ方は多いようです。
個室で格式のある高級店が多く、落ち着いた雰囲気でゆっくりと話すことができます。
また、顔合わせで着物を着たい女性にもぴったりです!
場所②:レストラン
レストランはフレンチ・イタリアン・中華など様々なジャンルの料理を選ぶことができます。
普段なかなか行く機会がない有名レストランや、三ツ星レストランに両親を連れて行ってあげると親孝行にもなりますね!
美味しい料理を食べながら、お話するのもいいのではないでしょうか。
場所③:結婚式場
結婚式を挙げる式場が決まっている場合は、結婚式場にあるレストランで顔合わせを行うというケースもあるようです。
式当日は慌ただしくて料理を堪能できない可能性もあるため、顔合わせの機会にゆっくりと食事を楽しんでもらえます。
また、自分たちが結婚式を挙げる会場をゆっくり見てもらうのもいいですよね!
場所④:実家
どちらかの実家で顔合わせを行うケースもあります。
特に、新婦の実家で結納を行う習慣の名残で、新郎側が新婦の家に行くことが多いようです。
新婦側の準備が少し大変ですが、「新婦の育った環境がわかってよかった!」「落ち着いて話しができた」との意見も聞きます。
準備の負担も考えると、自宅で挨拶とお茶だけをして、近所のお店で食事をするというのが良さそうです。
両家顔合わせの場所に応じた服装
顔合わせの服装で大切なのは、両家の服装の「格」を合わせることです。
新郎側がラフな服装なのに新婦側が全員着物だと違和感があります。
また、顔合わせのお店にも合わせることが大切です。
顔合わせの服装に決まりはありませんが、お互いの両親にどのような服装で来てもらうのかは早めにすりあわせておきましょう。
両家顔合わせを成功させるには場所選びは大切!
両家の顔合わせは、今後お互いの家族が上手にお付き合いしていけるかどうかの第一歩となる食事会です。
そのため、両家が顔を合わせる場所選びにもこだわりましょう!
会場を探すのは大変ですが、失敗しないたのポイントを押さえ、事前によく確認しておくことが大切です!
当日は、緊張をも楽しんで、思い出に残る1日にしましょう。