運転免許の合宿期間は、およそ2週間。
合宿期間中は、基本的には自宅に帰ることができません。
そのため、できるだけ「これを持っていけばよかった」と感じることがないように下準備をしておくことが大切です。
この記事では運転免許合宿に「必ず必要なもの」と「持っていけばよかったもの」を紹介していきます。
この記事を参考にして、合宿の準備を万全にしておきましょう!
目次(クリックでジャンプ)
免許合宿に必須の持ち物
まずは、運転免許の合宿に必ず必要な持ち物を紹介しておきます。
持ち物の中には、忘れると「合宿に参加することができない」物も含まれています。
漏れのないようにチェックしておいてくださいね。
必須の持ち物①本籍地が記載された住民票
免許合宿には「本籍地が記載された」住民票が必要です。
ただし、合宿に必要な住民票は「3ヶ月以内に交付されたもの」と決められています。
3ヶ月前より以前に取得した住民票では、合宿に参加できないので注意が必要です。
また、取得する住民票は「個人番号(マイナンバー)の記載なし」「本人のみが記載されたもの」など細かな条件が設定されています。
住民票を取得する時に「運転免許取得のために住民票が必要である」ことを伝えれば、漏れのない住民票を交付してもらえます。
必須の持ち物➁運転免許証(すでに免許証を持っている場合
すでに運転免許証を持っている場合は、住民票の代わりに運転免許証が必要となります。
運転免許を持っているものの紛失している場合は、合宿前に必ず再交付してもらいましょう。
またIC免許証の場合は、免許証と住民票(本籍地記載の発行3ヶ月以内)が必要となります。
必須の持ち物③本人確認用の身分証明書
免許合宿には、本人確認用の身分証明書も必要です。
身分証明証として利用できるのは、以下の3点となります。
- 健康保険証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
後述しますが、1の健康保険証は合宿先での「もしもの時」に必要なものとなります。
特に事情がない場合は、身分証明証として健康保険証を持参することをおすすめします。
マイナンバーカードは教習所によってはNGとされることもあるので、身分証明書としてはおすすめできません。
必須の持ち物④印鑑
印鑑は、朱肉を使って押すタイプのものを用意してください。
朱肉なしで押すことができるスタンプタイプの印鑑(シャチハタ)は、基本的にはNGとされています。
中にはシャチハタタイプでもOKとしている教習所もあるようですが、無難に朱肉タイプを選んでおきましょう。
必須の持ち物⑤健康保険証
身分証明証としても利用できる健康保険証は、合宿先で病気や怪我をした時に必要なものとなります。
健康保険証を忘れてしまっても診察は可能ですが、治療費用が10割負担となり、一時的に大きな金額を支払うことになります。
後で手続きをすれば支払い金額の7割は返ってきますが、手間がかかります。
合宿先で安心して過ごすためにも、健康保険証は必ず持っていきましょう。
必須の持ち物⑥筆記用具
筆記用具は、教習所への入校手続きや学科講習などで必要となります。
合宿先の近くにコンビニなどがあればそこで用意することもできますが、普段使い慣れたものの方が何かと便利です。
必須の持ち物⑦着替え
着替えについては、服の「種類」と「量」について考えておくことが大切です。
まずは服の「種類」について。
技能教習中は露出の多い服装はNGとなります。
なるべく露出が少なくて、動きやすい服装の用意が必要です。
次は服の「量」についてです。
運転免許合宿の期間は、およそ2週間。
期間中は持っていく着替えを着回して過ごすことになります。
合宿先でコインランドリーなどを使うことを想定して、着替えの量を調整してください。
必須の持ち物⑧眼鏡・コンタクト
普段からメガネやコンタクトを使っている方は、教習中にも使うことになります。
もし忘れてしまうと教習を受けることができませんので、必ず持っていくようにしましょう。
必須の持ち物⑨常備薬
合宿先は普段とは異なる環境です。
慣れない環境では、体調を崩しやすいもの。
体調を万全にして教習所へ通うためにも、市販の風邪薬などは準備しておきましょう。
また合宿先への移動では、長距離のバスや電車へ乗ることにもなります。
乗り物酔いしやすい方であれば、酔い止め薬は持っていきましょう。
必須の持ち物⑩雨具
合宿は、およそ2週間。
その間には雨が降ることもあるでしょう。
携帯に便利なコンパクトな折り畳み傘を用意しておけば、急な雨にも対応できます。
必須の持ち物⑪歯ブラシなど洗面用具
宿泊先にあるアメニティグッズが合わない方も多いようです。
合宿期間は2週間近くありますので、肌に合わないものは少しずつですがストレスにもなってきます。
使い慣れているシャンプーやリンス、ボディーソープなどをミニボトルに詰め替えて持っていきましょう。
必須の持ち物⑫動きやすい靴
運転免許合宿では、スニーカーやローファーなどフラットな靴底のものをおすすめします。
サンダルやハイヒール、ブーツなど運転に適していない靴は教習所ではNGとなります。
またスニーカーであってもハイカットスニーカーは、足首が動かしづらいという理由からNGとなることもあります。
免許合宿で持っていけばよかったもの
ここからは運転免許合宿に「持っていけばよかった」ものを紹介します。
紹介するものを持っていくことで、充実した合宿’生活を送ることができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
持っていけばよかった①トートバッグ
合宿所に持っていけばよかったもので、一見見落としがちになるのが「トートバッグ」です。
トートバッグは教習所と宿泊先の行き帰りに使うことになります。
旅行バッグ以外のバッグを持っていないと、移動中の荷物を全て手で持つことになってしまいます。
トートバッグを1個持っておけば、必要なものを入れて持ち運べ、気軽に出し入れできるのでとても便利です。
持っていけばよかった➁カードゲームなど携帯できるゲーム
携帯できるゲームは、友達作りのきっかけとして役立ちます。
DSやNintendoスイッチ、アナログなトランプやUNOでも良いでしょう。
かさばるものではないので、どれか1つをバッグに忍ばせておくと友達が増えるかもしれません。
持っていけばよかった③タコ足配線や延長コード
スマホ、PC、タブレット、デジカメなど、何かと充電する物が多いですよね。
そんなとき、タコ足配線や延長コードがあると便利です。
宿泊先が相部屋の場合には、コンセントの取り合いになることもあります。
持っていけばよかった④ハンガー
宿泊先では洗濯物を干すスペースが少ないことがあります。
合宿が冬場の場合だと、干すものも多くなりがちです。
そんな時にはハンガーや洗濯紐をもっていけば安心ですね。
持っていけばよかった⑤イヤホンや耳栓・アイマスク
宿泊先が相部屋の場合、色々気になることがあるものです。
- 相手のことが気になってあまり大きな音が出せない
- いびきがうるさくて寝ることができない
- よく知らない人と同じ部屋で気まずい
こういった時には、イヤホンや耳栓、アイマスクが重宝します。
イヤホンがあれば相手を気にすることなく音楽や動画を楽しむことができます。
また、いびきなどの騒音は耳栓でも対応できますね。
相手が視界に入って気まずい場合も。アイマスクをつけることで解決します。
持っていけばよかった⑥本や勉強道具
運転免許合宿は時間通りピタッと終わることで有名。
「思ったよりも暇な時間がある」と感じる方も多いようです。
そのため、暇な時間をつぶすものが必要となります。
- 本
- 勉強道具
- PC、タブレット
上の3つは時間潰しに最適なアイテムです。
合宿先は普段とは異なる環境でもあります。
そのためいつもより集中しやすくもあり、読みたかった本を一気読みしたり勉強する絶好のチャンスでもあります。
見たかった映画や動画が溜まってる方は、PCやタブレットの大きな画面で楽しむのも良いでしょう。
持っていけばよかった⑦その他あると良いもの
上で紹介したもの以外にも、細かいニーズに対応したものをいくつか紹介しておきます。
予備の靴やサンダル
教習中は動きやすいスニーカーなどで過ごすことになりますが、教習が終わればもちろん何を履いてもOKです。
リラックスできるものを一つもっておけば、宿泊先でもくつろぐことができます。
予備のメガネ・コンタクト
教習中にメガネやコンタクトを使う方は、予備も用意しておきましょう。
宿泊先でメガネを割ってしまって、現地で買う羽目になった方もいるようです。
カーディガンなどその地域に合わせた服
合宿期間中は普段とは異なる地域で過ごすことになるので、合宿先の気候をある程度把握しておくことも重要です。
例えば関西エリアの方が中国エリアの合宿先で過ごす場合、朝と夜の寒暖差に驚くこともあります。
寒くなった時用に、カーディガンやウィンドブレーカーなど軽く羽織ることができるものを用意しておくと便利です。
スリッパ
宿泊先にある共用のスリッパをどうしても使いたくない場合には、自分用のスリッパを用意しておきましょう。
普段自宅で履いているスリッパはリラックスもできますので、持っておいて損はないでしょう。
インスタント食品、おやつ
合宿先の食事が口に合わない場合、その食事を2週間近く食べなくてはならないことになります。
食事は体調管理の基本。
できれば自分が美味しいと思えるものを食べておきたいところです。
そんな場合に備えて、自分の好きなインスタント食品(カップ麺など)やおやつなどを持っていきましょう。
合宿先でも買うことはできますが、近くにコンビニやスーパーがあるとは限りません。
周辺情報は事前に調べておき、近くにコンビニなどがあるかをチェックしておきましょう。
免許合宿の持ち物リストを作っておこう!
この記事では運転免許合宿に「必要なもの」と「持っていけばよかったもの」を紹介しました。
宿泊プランや合宿所の場所によって準備するものは異なりますので、まずは自分で情報をチェックしておくことが大切です。
自分で集めた情報を元に、この記事で紹介した「必要なもの」と「持っていけばよかったもの」を照らし合わせてみてください。
そのうえで持ち物リストを作っておけば、快適な合宿生活を過ごすための準備が整います。
合宿生活の2週間を快適に過ごすために、事前準備はしっかりしていきましょう!