結婚は人生の一大イベントですが、結婚に対して「怖い」と感じ、なかなか踏み出せないという方も少なくありません。
「結婚が怖い」と思う他にも、「一人の方が気が楽だから」「この先まだまだしたいことがあるから」など、理由は様々あるでしょう。
しかし、なぜ結婚が怖いと感じるのでしょうか。
これには様々な原因があります。
ここでは、結婚が怖いと感じる原因とその解決方法を徹底的に解説いたします。
結婚が怖いと感じる理由について理解して、適切に対処できるようにしていきましょう!
目次(クリックでジャンプ)
結婚が怖いと感じる3つの大きな理由
漠然と「結婚って怖いな」と感じているだけでは、単に結婚に消極的なだけとなってしまいます。
まずは、ご自身がなぜ「結婚が怖い」と感じるのかを考えていきましょう。
人によって様々な理由がありますが、ここでは「結婚が怖い」と思う理由を大きく分けて3つご紹介します。
結婚が怖い理由①独身生活への心残り
実家暮らしでも一人暮らしでも、独身でいる限り、普段の生活は自分のペースや自分の価値観で物事を進めることができます。
しかし、結婚するとなるとそうはいきません。
欲しいものがあってもまずはパートナーに相談したり、休日の外出も気ままにできなくなるかもしれません。
結婚することで、気ままな独身生活とさよならしなければならないことが不安という方も多いのではないでしょうか。
自分のペースを乱されるのがイヤ
独身生活は、大抵のことは自分のペースでできます。
しかし、結婚して共同生活となるとそうはいきません。
朝起きる時間に始まり、会社に行く時間や帰ってくる時間、食事の時間、お風呂の時間、就寝時間など、相手と合わせる場面も増えるでしょう。
会社では同僚や上司、部下に気を使いながら折り合いをつけていかなければならないことが多いですよね。
そのため、「家でくらい自分のペースで生活したい」と感じる方もいるかもしれません。
家事が苦手
結婚すると、必ずやらなくてはならないのが「家事」です。
実家暮らしの方は、お母さんや他の人がしてくれていたかもしれませんが、家庭をもつとそうはいきません。
一人暮らしの場合でも、自分の苦手な家事はやってこなかった、という人もいるかもしれませんね。
特に料理は、相手が自分の料理を気に入ってくれるか、ということもとても重要になってきます。
家事が苦手であることは、意外とたくさんの人が抱えている不安材料とも言えるでしょう。
他人と暮らすことがストレス
いくら大好きな人とはいえやはりパートナーは他人です。
結婚生活を送るうえで生活習慣や癖、人生に対する考え方にも違いが生じることがあるかもしれません。
お互いに理解し合い、考えの違いにうまく折り合いがつけられるかどうかは大きな問題です。
さらに、相手の知らなかった欠点を知っても、受け入れられるかどうかなども不安となりますよね。
結婚が怖い理由②結婚生活への不安
初めて経験することには、多少なりとも不安がつきまとうものですよね。
結婚生活も同じです。
今まで経験したことのない未踏の地へ足を踏み入れるようなものなのです。
しかも結婚生活は、この先ずっと続いていくものであることから、上手くいくかどうか不安を感じる人もいるでしょう。
親族と良い関係を築けるかが不安
特にご自身のご家族との関係があまり良好でない場合は、この不安が大きいことも多いでしょう。
そうでなくとも、特に女性の場合は世の中でよく言われている「嫁姑問題」を不安視する人も多いはず。
今まで会ったこともない人たちを「お義父さん」「お義母さん」と呼ばなければならないことへの不安は、とても大きいと考えられます。
経済的な面での不安
「結婚は愛だけでは成り立たない」と言われるように、家族としてやっていくには経済的な問題は大きいです。
特に現代社会は、「大会社だから安泰」「この職業だから経済的に問題無い」という状態ではありません。
いつどこの会社が倒産してもおかしくない状況だからこそ、経済的にやっていけるのかという不安は常につきまといます。
相手と上手くやっていけるのかが不安
本当にこの人と結婚してもよいのだろうか?という不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
夫婦の関係は、恋人の関係とはまた違います。
お互いの将来のことを1つの未来として考えて進まなければならないことも多いでしょう。
そんな中、「相手とケンカしてしまったらどうしよう」「お互いに理解しあえない場合はどうしよう」という不安はつきものです。
結婚が怖い理由③トラウマ
「両親が小さい頃にたくさん喧嘩していて離婚した」
「1度結婚したけどひどい扱いを受けて離婚した」
こういった理由から結婚に対するトラウマを持っている人もいます。
トラウマはなかなか簡単に取り払うことはできません。
結婚が怖いと感じるようなトラウマには次のようなものがあります。
両親が不仲だった
一番参考になるのが実の両親でしょう。
実の両親が不仲だったので、自分の結婚に不安がある、消極的である、という人は多いようです。
不満だらけの結婚生活を目の当たりにしていると、自然とそうなってしまうことは否めません。
周りの既婚者が幸せでなさそう
また、同僚や上司、友人の既婚者があまり幸せではない場合も、結婚生活に不安を抱く要素になり得ます。
特に周りの既婚者から、常に結婚生活に対する愚痴を聞かされていると、「結婚は怖い」という意識になるのも無理はありませんね。
自分に自信がない
この不安は、特に女性に多いように感じられます。
自分に自信がないため、「もしかしたら浮気されてしまうかも」と不安になってしまうのです。
男性でも、「いつか家を出ていかれてしまうかもしれない」という不安を持つ人がいます。
そこまで思いつめなくても、「本当に相手は自分との結婚生活に満足するのだろうか」と不安になることもあるでしょう。
結婚が怖いと感じる時の6つの対処法
ご自身の考える「結婚が怖い理由」は判明しましたでしょうか?
では、今度は「結婚が怖い」と思う理由に対する対処方法を見ていきましょう。
解決策を考えることで、この先「結婚してみても良いかも」と思うこともあるでしょう。
それでも、やはり「私は結婚はしない」という選択肢ももちろん有りだと思います。
解決策を知っておくことで、「未来の選択肢の幅が広がる」くらいの軽い気持ちでいることも大事ですね。
対処法①怖さと向き合う
まずは、自分が感じている「結婚は怖い」という感情がどこから来ているのかを、しっかり見極めることが大事です。
怖いという感情と向き合うことはなかなか難しいことですが、漠然と感じているだけは対処のしようがありません。
何が怖いのか、何に対して不安を覚えるのかをしっかり考えてみましょう。
対処法②不安を相手に相談してみる
不安は、1人で抱えているとどんどん大きくなってしまうという厄介な性質を持っています。
加えて、相手が自分の不安を「理解してくれていない」と感じてしまい、より不安になってしまうこともありますよね。
そこで、ご自身で「結婚が怖い」と感じている理由や不安を、そのまま相手に伝えてみてください。
話してみることで意外と簡単に解消する不安もあるかもしれません。
対処法③幸せな夫婦の話を聞いてみる
結婚は他人と共同生活することです。
もちろん多少の不満や愚痴は出てくるものでしょう。
しかし、世の中、幸せな結婚生活を送っている夫婦もたくさんいるのです。
ぜひ幸せな夫婦の話を聞いてみてください。
結婚生活のメリットがたくさん見つかるはずです。
対処法④結婚の良い面に目を向ける
結婚といえば、「自由がなくなる」「気ままに暮らせない」などのデメリットに目が向きがちな方もいるでしょう。
しかし、本当にそればかりでは結婚する意味がありません。
たくさんのカップルが結婚をする理由は、結婚にたくさんのメリットがあるからです。
例えば、「居場所ができる」「良いことも悪いことも共有できる」「安心感がもてる」などです。
結婚の良い面に目を向けてみると、意外と「怖い」という感情が消えていくかもしれませんよ。
対処法⑤取り越し苦労はやめる
結婚には、多かれ少なかれ不安は付き物です。
「結婚は絶対失敗できない」と感じている人もいるかもしれません。
しかし、そこまで深刻に捉えなくてもよいのではないでしょうか。
理想の結婚生活というものはあるかもしれませんが、それはあくまであなたの理想です。
「案ずるより産むが易し」ということわざもあります。
まずは、結婚してみないと実際の結婚生活がどんなものなのか分からないですよね。
対処法⑥結婚が怖いのはみんな同じだと考える
既婚者からのアンケートで、実に半数の人が「結婚が怖かった」といっているというデータもあります。
実は「結婚が怖い」という感情は、誰にでも起こりうる気持ちなのです。
誰でも初めてのことは怖いですよね。
あなただけが「結婚って怖い」と感じているわけではないと思うと、少し気が楽になりませんか?
結婚が怖い時には、怖さに向き合ってみよう!
結婚するのが怖いと思う原因や解決方法は見つかりましたでしょうか?
結婚は人生の大きな転換期です。
上手くいかないとその先の人生で後悔してしまうこともあるので、誰でも慎重にならざるを得ないでしょう。
しかし、初めから「結婚ってなんか怖いから」と消極的でいるのはもったいないです。
「結婚する人生もあり」「結婚しない人生もあり」と自分で前向きに選択できるように、なぜ怖いのかに向き合ってみましょう。
結婚が怖いという理由に向き合ってみると、意外とこの先の人生の幅も広がってくるかもしれませんよ。