【受験生必見】薬剤師国家試験合格率のからくりを解説!

「薬学部に入る」と決めていても、どこの大学を受験しようか悩まれている方は多いと思います。

立地、校風、授業料等、大学選びには様々な観点があります。

中でも、薬剤師国家試験の合格率を参考にされている方は多いのではないでしょうか。

しかし、実は、大学ホームページ等で公開されている薬剤師国家試験合格率にはからくりがあります

そこで今回は、そのからくりと、本当に参考になる情報を見極める方法についてご紹介します。

第105回薬剤師国家試験の合格率は?

薬剤師国家試験の合格率は厚生労働省のホームページから確認することができます。

例えば、第105回の合格率は69.58%!

さらに、6年制新卒のみの合格率は84.78%です!

また、大学別にみてみると、上位の大学はかなりの好成績です。

  1. 金沢大学 97.50%
  2. 名城大学 92.52%
  3. 広島大学 91.49%
  4. 九州大学 90.00%
  5. 静岡県立大学 89.52%
  6. 北海道大学 88.57%
  7. 熊本大学 88.24%
  8. 京都薬科大学 87.93%
  9. 国際医療福祉大学 87.56%
  10. 医療創生大学 86.96%

 

これが本当なら、薬剤師国家試験って案外簡単だと思いませんか?

しかし、人の命を預かる資格の国家試験だけあって、実情はそんなに甘くはないのです。

薬剤師国家試験合格率のからくり

合格率の算出方法

そもそも、合格率はどのように計算するのでしょうか?

引用:厚生労働省のホームページ

これは単純に、「合格者数(9958名)÷受験者数(14311名)×100」で算出されます。

大学別の合格率も同様に算出されていますが、そこで1つポイントがあります。

それは受験者数です!

各大学の受験者数にはかなりの差があります。

これは、大学の規模ももちろん影響していますが、卒業試験が影響してくる場合があるのです。

卒業試験とは?

卒業試験とは、読んで字のごとく、卒業する為に受けるテストです。

ここで落ちてしまうと、国家試験を受験することすらできません。

大学は、できれば薬剤師国家試験合格率を上げて評判を保ちたいと考えており、特に私大ではテストが難しくなる傾向にあります。

まさに、国家試験に受かるであろう人とそうでない人をふるい分ける為に存在するテストと言っても過言ではありません。

そこで、卒業試験がどの程度難しいのかを判断するため、新卒の出願者数と受験者数を見比べてみましょう。

出願者数は、6年次に国家試験を受けたいと申し込んだ人数。

受験者数は、実際に卒業試験に合格し卒業を認められ国家試験を受ける事ができた人数。

この数字に差がある大学は、卒業試験が難しいと判断していいでしょう。

引用:厚生労働省のホームページ

さらに見極めるポイント

薬剤師国家試験の結果を確認する際、さらに注目すべきポイントがあります!

それは、出願者数と入学者数です。

入学者数については、各大学のホームページ等から調べることができます。

入学者数と出願者数の差は、大学に入学した人のうち何名が6年生になれるのかを表しています。

現在の薬学部は、6年制でとても長いですよね。

そんな中、各学年でテストがあり、成績が悪いと留年してしまいます。

留年が続くと最悪の場合は、退学になることもあります。

こういった数々のふるい落としをくぐり抜けた人が国家試験に出願できるため、入学者数と出願者数に差がある大学は要注意です。

入学後スムーズに進学ができない可能性があります。

ただ、薬学部を卒業しても薬剤師国家試験を受けない人もおり、その人数が多いため、入学者数と出願者数に差が出ている場合もあります。

また、入学者数と出願者数に差がなくても、各学年の留年率が同じくらいであるため差が出ていないだけで、実際にはストレートで6年生になれる人が少ない場合もあります。

入学者数と出願者数の差だけでは一概には言えませんが、この差が大きい場合は、その理由をオープンキャンパス等で確認しておくと良いでしょう!

薬剤師国家試験合格率が高いからと言って良い大学だとは限らない

薬剤師国家試験の合格率自体は、とても正確です。

しかし、その裏には、国家試験合格率が高くなるための様々な理由が隠れていることがあります。

合格率が高いからと言って、薬剤師になるために良い大学であると判断するのは少し危険です。

入学者数や出願者数、実際の受験者数などの情報を総合的に分析してみましょう。

薬剤師国家試験の合格率はあくまでも参考情報にすぎません。

薬剤師を目指し、薬学部への進学を決めている時は、ストレートで大学を卒業し、国家試験に合格する未来を描いているはずです。

その未来を叶えるために、どの大学を受験すべきか真剣に考えてみてください。

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