ポケットWi-Fiは回線工事不要ですぐに使えて、家でも外でも使えるため非常に使い勝手がいいです。
自分にあった適切なプランや会社を選ぶことでお得に快適にネットを楽しむことができます。
このように思う方も多いのではないでしょうか。
ポケットWi-Fiはメリットが多くありますが、人によってはデメリットとなる点もあります。
この記事でポケットWi-Fiのメリット・デメリットや選ぶときのポイントを理解して自分にあったポケットWi-Fiを選びましょう!
目次(クリックでジャンプ)
ポケットWi-Fiってなに?
ポケットWi-FiとモバイルWi-Fiの違いは?
そもそもポケットWi-FiやモバイルWi-Fi がどういったものかよく分からないという方も多いと思います。
どちらも持ち運びできる端末(ルーター)で家でも外でもインターネットに接続できるサービスのことです。
この二つの違いは、総称か特定のサービスの呼称かです。
持ち運べるWi-Fiの総称を「移動式・携帯できる」といった意味を持つモバイルを用いてモバイルWi-Fiいいます。
そして、一方で、ポケットWi-Fiはソフトバンクの登録商標です。
ソフトバンクが提供したポケットWi-Fiが広く知られたため、ポケットWi-Fi=持ち運べるWi-Fi(モバイルWi-Fi)と認識されるようになりました。
ポケットWi-Fiの方が認知度は高いため、この記事ではポケットWi-Fi=持ち運べるWi-Fiとしてご説明します。
ポケットWi-Fiの5つのメリット
ポケットWi-Fiには、5つのメリットがあります。
ポケットWi-Fiの5つのメリット
- 回線工事不要でインターネットがすぐに使える
- 家でも外でもインターネットが使える
- プランによっては通信制限なく使用できる
- 料金プランが豊富にある
- スマートフォンや光回線と比べて料金が安い
なんと言っても回線工事不要ですぐに使うことができるのでとても手軽です。
店舗で契約すれば当日、ネット申し込みでも早ければルーターが届いた翌日から使用することができます。
また、家でも外でも通信可能なエリアであればどこにいてもインターネットに接続できます。
スマートフォンのデータ通信では、ビデオ通話や動画閲覧をしているとすぐにデータ容量が超えてしまいます。
しかし、ポケットWi-Fiでは、契約プラン次第ではデータ通信を無制限に使えるため、容量を気にする必要がありません。
外でPCを使う機会が多かったり、スマホで動画をよく見る人にはおすすめですね!
ポケットWi-Fiの3つのデメリット
メリットの多いポケットWi-Fiですが、デメリットが3つあります。
ポケットWi-Fiの3つのデメリット
- 通信が不安定になることがある
- 対応していないエリアがある
- 光回線と比べると速度が劣る
ポケットWi-Fiは無線で接続しているため、基地局からの距離や障害物によって通信が不安定になることがあります。
特に山間部や基地局から遠い郊外などは電波が弱い場合があり、不安定になりやすいです。
また、ポケットWi-Fiを提供する会社によって対応しているエリアが異なります。
そのため、契約した会社によっては使えない場所がある場合もあります。
契約前に自分の使いたいエリアが対応しているか確認をしておきましょう。
最近のポケットWi-Fiは速度がはやく動画も問題なく視聴できるものがほとんどです。
しかし、オンラインゲームなどの大容量通信を行うような使い方をする場合や、大人数で使う場合は、光回線を選ぶ方が快適にネットを使うことができます。
ポケットWi-Fiを選ぶときの3つのポイント
ポイント①容量制限のないものを選ぶ
ポケットWi-Fiを選ぶときの最も重要なポイントと言っても良いのがこのデータ通信容量です。
ほとんどの会社がひと月に使用できる容量が決まっているプランか容量無制限のプランを設定しています。
容量無制限といっていても、3日間で10GBを超えると制限がかかるような実質制限付きプランが多いので注意しましょう。
容量を気にせず好きなだけ使いたいという人は、完全に無制限のWi-Fiを選ぶようにしましょう。
ポイント②実質月額料金が安いプランを選びましょう
ポケットWi-Fiを選ぶときに月額利用料だけを見るのでは、損をする場合があります。
端末代金や事務手数料といった初期費用が別途、発生する場合が多く、「合計したら意外と高かった」なんてこともあります。
また、キャッシュバックや月額料金割引などのお得なキャンペーンの内容も異なります。
そのため、実質月額料金で比較するようにしましょう。
この実質月額料金は、「月額料金+初期費用−割引」で総額計算して、この総額を月で割って計算します。
「A社とB社は同じくらいの料金だと思っていたけど計算してみたら全然違っていた!」
ということもよくあるので、しっかり計算して実質月額料金が安いプランを選択しましょう。
ポイント③利用の予定と契約期間を考えて最適なものを選ぶ
ポケットWi-Fiの契約期間は2年契約や3年契約など会社やプランによって様々です。
例えば、3年契約は他の契約と比べて安いことが多いものの、解約できるタイミングが3年に1回しかありません。
それ以外のタイミングで解約すると1万円〜3万円ほどの解約料が取られるため、結果的に大きく損をすることになります。
また、契約期間が長いと同じルーター(Wi-Fiの機器)をその分長く使用することになります。
ルーターそのものは、どこの会社のものでも最新型を選べば性能に差はほとんどありません。
しかし、数年経過するとルーターも最新型が出てくるため、最新型と比較すると通信速度やバッテリーの持ちに差が出ます。
使用人数の変更などを想定して、3年間は同じものを使うと決めることができれば、お得に利用することができます。
「今後もっとお得なプランや新しいルーターが出たらそっちを使いたいな」
という方は、契約期間の縛りなしでもお得なポケットWi-Fiがあるのでチェックしてみてください。
ポケットWi-Fiを選ぶときのポイントは自分の現状にマッチしているかどうか
ポケットWi-Fiには契約後、工事が不要で家でも外でも使えるといったメリットがある一方で、光回線に比べると遅い・場所によっては速度が不安定といったデメリットがあります。
外出時にWi-Fiを使うことが多く、1名~2名くらいで使うのがほとんどという場合は、ポケットWi-Fiがおすすめです。
契約期間や通信容量がプランや会社によって異なるため、今後の予定や使用量を考えて最適なプランを選びましょう。
もし「オンラインゲームをサクサクやりたい!」「大人数で同時にネットを使いたい」といった場合は、光回線も検討してみるといいかもしれません。
現状を理解して最適なポケットWi-Fiを選んで快適なネット生活を送りましょう。