背が高かったら選べるスポーツが増えたのにな~
などと、低身長がゆえにどのスポーツをするか迷うことはありませんか?
私も166cmと低身長男子なので、どのスポーツをするか何度も迷ってきました。
また、今後子どもができたときに「どのスポーツをやらせてみるか」も大いに迷っています。(私166cm・彼女150cmで子どもの身長も低い可能性大のため)
そこで今回は、低身長さんでも活躍できるスポーツや低身長が有利なスポーツをまとめました。
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背が低いとスポーツにはむかない?!
一般的に、背が低いとスポーツでは不利だと考えられています。
果たしてそうでしょうか。
確かに、パワーやリーチの長さでは体格が大きい選手や背の高い選手が有利かもしれません。
例えば、バスケットボール。
低身長さんがシュートの技術を磨いて、3ポイントシュートがたくさん決まるようになっても、ダンクシュートは厳しいですよね・・・。
高さに重きをおかれているスポーツでは、高身長は大きな武器であり、実際、世界的に有名なバスケットボール選手は2mを超えている人もいます。
しかし、身長差があまり影響しないスポーツでは、低身長さんも活躍することができます。
逆に、低身長ならではのすばしっこさや重心を活かせる、有利なスポーツもあります。
階級別のスポーツは身長差が関係ない!!
体格差による有利不利がないように、体重に応じて階級が設定されているスポーツがあります。
この場合、身長差はほとんど関係なく、勝負することができます!
また、低身長の選手が体格の大きい選手と戦う場合、大怪我につながるリスクが高くなるため、階級が設定されているのはとても安心ですね!
①柔道
体重別で階級が設定されているため、身長差はほとんど影響がないスポーツであると言えます。
実際に、女子48㎏級で2連覇を成し遂げた谷亮子選手は146cmと低身長です。
逆に、練習では自分より体格のいい選手もたくさん身近にいるので、スキルアップもしやすいですね!
②レスリング
こちらも体重別で階級が設定されているため、身長差はあまり関係ないスポーツです。
レスリングでは低いタックルが重要になるため、身長が低いほうがむしろ有利かもしれません。
③ボクシング
ボクシングも体重別に階級が設定されていることで有名なスポーツです。
ボクシングのようなスポーツでは、体格差があると大怪我につながりやすいと考えられますので、階級が設定されていることは大事なことですよね。
チームスポーツでは低身長向きのポジションもある!!
チームスポーツでは、基本的にポジションがあり、それぞれの選手が果たす役割が違います。
ポジションによって、体重が必要であったり、背の高さが必要であったりと求められる要素が違うのです。
そのため、背が小さいからこそ向いているポジションもあります!!
④チアリーディング
チアリーディングは、簡単にいうと組体操のすごい版のようなスポーツです。
人が人を持ち上げたり、飛ばしたりしてパフォーマンスを競います。
持ち上げる方=ベース
持ち上げられる方=トップ(フライヤー)
と呼ばれており、トップは他人に支えてもらうポジションであるため、体重が軽い方が有利とされています。
つまり、低身長の方にこそ向いているポジションなのです!!
昔は女性のスポーツと言われていましたが、今では男性のチアリーダーも多く、身長160cmくらいの男子が大活躍しているスポーツです。
⑤アイスホッケー
アイスホッケーは氷上でパックを運び相手ゴールに入れて点を競い合うスポーツです。
中でも、ウイングと呼ばれるポジションはポイントゲッターの役割を担い、スピードが重視されるポジションです。
足元で小さいパックを操り、俊敏に相手選手をかわすには、重心が低く小回りがきく選手が有利とされており、低身長選手が活躍することができます!
⑥バレーボール
バレーボールはネットを挟んで行う競技なので、基本的には、ジャンプしたときにネットから手がたくさん出るような高身長の選手が有利なスポーツです!
しかし、リベロというレシーブ専門のポジションがあり、このポジションは低身長でも活躍することができます。
レシーブ専門選手というだけあって、守備範囲の広さがポイントとなります。
そのため、低身長が有利とまでは言えませんが、バレーボールがどうしてもやりたい場合、低身長の選手におすすめのポジションです。
低身長だからこそ!体の小ささを活かしたスポーツ
⑦体操
体操選手は、床や鉄棒でアクロバティックな技をこなします。
体幹を締め、軸を作ることが技を習得していくポイントとなります。
また、回転数を増やすためにはなるべくコンパクトに回転する必要があります。
低身長選手の方が重心を定めやすく、体がコントロールしやすいため有利と言えます。
実際に、世界体操競技選手権の個人総合で、世界最多の6連覇を成し遂げた内村航平選手は162cmと低身長で活躍しています!
⑧剣道
剣道は、竹刀で定められた場所を打つことを競うスポーツです。
リーチが長い高身長選手の方が有利だと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
高身長選手は、攻撃される部分の面積が広くなるためその分不利とも考えられます。
低身長選手にも高身長選手にもそれぞれ違ったハンデがあるからこそ、戦術次第でどちらにもチャンスがあるスポーツと言えます!
⑨競馬のジョッキー
ジョッキーは馬の上に乗ることになるので、馬の負担を考えると体重は軽い方が有利です。
また、ジョッキーになるための競馬学校への入学条件として、年齢による体重制限もありますので、低身長さんの方が体重も軽く向いていると言えます!
実際に競馬会で数々の功績を残してきた武豊さんは50kg!!
身長は170cmと平均身長ではありますが、この身長で50kgはかなり細身ですよね。
体重が大きな鍵となってくるジョッキーは、低身長の方が有利だと考えられます。
低身長を武器にする!
一般的には高身長の方が有利なスポーツの方が圧倒的に多いです。
しかし、今回紹介したように低身長を活かすことができるスポーツもあります。
低身長にコンプレックスを感じてしまうこともあるかと思いますが、戦略を考えてスポーツを選べば低身長は武器にすることができます!
弱点ではなく、自分の強みとなるような戦術を考えられるとよりスポーツを楽しむことができそうですね!