「私は他の人より身長が低いように思うけど、低身長女子?」
「どこからが低身長?」
このように思ったことはありませんか?
自分が低身長かどうかって、それによって何かが変わるわけではありませんが、気になりますよね。
一口に低身長と言ってもいろいろな基準があります。
この記事ではそんな低身長女子の基準や原因、人から見た低身長女子の魅力を解説しています。
目次(クリックでジャンプ)
低身長の定義とは
そもそも、「低身長」とは何cm以下からそう呼ばれるのか。
改めて聞かれると、何cmからだろう?と疑問に思いますよね。
様々な角度から、低身長の定義をまとめました。
①人類学での低身長の基準
人類学で見た場合、150 cmから164 cmは「低身長」、150 cm未満は「超低身長」とされています。
また、地域差が非常に大きいのも興味深いポイントです。
例えば、世界一背が高い国と言われるオランダでは女性の平均身長は171cmです。
反対に、最も背が低い国と言われるインドネシアでは147cmが平均身長です。
オランダの女性からしたら160cmは低身長ですし、インドネシアの女性からすれば150cmはむしろ平均より背が高いですよね。
また、先進国を中心として近現代には大幅な身長の増加がありました。
同じ国や地域でも、時代によってもかなりの変異が見られます。
日本人女性の場合、1950年の平均身長は150.8cmで、2019年の平均身長は158.6cmとなっています。(20歳の場合)
こうして考えると、低身長の括りは一概に言えないことがわかりますね。
②統計学での低身長の基準
統計学上では、同性・同年齢の平均身長より2SD以下(-2SD)が低身長と定められています。
-2SDとは、簡単に言えば同年齢・同世代の100人中、最も低い2、3人を表します。
SDとは、専門用語では「標準偏差」といい、同性・同年齢での身長のばらつき度合を表わしています。
この定義では、低身長は全体で約2.3%いることになります。
③日本人女性の低身長の基準
結局、日本人女性の低身長の基準は具体的に何cmからなのでしょうか。
実は明確な「日本人女性の低身長は○cm以下」といった基準が設けられていません。
一般的には「平均身長より低いと低身長」とみなされることが多いです。
となると日本人女性の平均身長は約159cmですので、平均身長より低いという基準で考えると、159cm以下は低身長となります。
しかし実際は「150cm以下」が低身長女子と判断されることが多いですね。
155cmの場合はそこまで低身長と判断されないことが多いです。
低身長の原因
女性の低身長の原因は、どのようなものが挙げられるのでしょうか?
両親が低身長だから遺伝が原因なのかと思われがちですが、遺伝の他にも原因はいくつか挙げられます。
ここでは、低身長になる原因を4つ紹介します。
①遺伝的な要因
低身長=遺伝というイメージを持たれている人も多いのではないでしょうか?
身長を決める要素は、様々なものがありますが、要素の1つに遺伝的な要因が挙げられます。
実際、低身長女子の両親も低身長というケースは多いにあります。
ただし両親が低身長だからといって、子供も低身長になる確証があるわけではありません。
②成長ホルモンの分泌不全
子どもの時の成長ホルモンの分泌不全も、要素の1つとなります。
身長を伸ばすために、欠かすことができないのが「成長ホルモン」。
成長ホルモンは、骨端線の軟骨細胞の増殖を促す働きがあります。
骨の骨端線の軟骨細胞が増殖することで骨が伸びるため、成長ホルモンの分泌は身長が伸びることに関係しています。
子どもの頃に成長ホルモンの分泌量が少ないと骨が伸びません。
骨が伸びなければ、その分成長が止まってしまいます。
③栄養不足
栄養不足も身長が低くなる要素の一つと考えられています。
身体作りに栄養不足が影響を及ぼすのは、イメージのつく人も多いのではないでしょうか?
身長を伸ばすためには、バランスの良い食事で栄養をしっかりと摂取する必要があります。
主に、タンパク質やビタミン、マグネシウムなどが挙げられます。
日々の食事で摂取できる栄養素ばかりですね。
成長期に過度なダイエットで食事制限をしたり、偏食で栄養が偏ったりすると、栄養失調を引き起こしてしまいます。
その結果、発育が止まって低身長に繋がります。
④睡眠不足
昔から「寝る子は育つ」と言いますね。
就寝した直後に脳下垂体から成長ホルモンが分泌され、傷ついた細胞の修復や疲労回復などを担います。
睡眠不足の状態では、成長ホルモンが十分に分泌されない可能性があります。
そうなると、骨の成長に影響が出てしまい、身長が伸びない原因となってしまいます。
いくら栄養素を摂取していても、睡眠不足の状態ではせっかくの栄養素を活かしきることができません。
低身長女子の魅力
低身長ってそうでない人からはどのように映っているのだろう?
そんな疑問を抱いた低身長女子の皆さん、必見です。
低身長女子ならではの魅力もいっぱいありますよ!
ここでは3つ、紹介していきます。
①小動物みたいで可愛らしい
まず、小柄な女性のイメージで代表的なのが、「小動物みたいで可愛らしい」ということです。
背が低いと、意識しなくとも小動物のような動きになり可愛い印象を持たれていることが多いです。
小動物といえば、ハムスターやうさぎといった動物が思い浮かぶと思いますが、小動物って可愛らしいですよね。
可愛らしい動きを意識しないで見せることが出来るのは、低身長女子にとって大きな武器となるのではないでしょうか?
そんな低身長女子は、「守りたくなる」といった庇護欲が掻き立てられますね。
②見た目と性格のギャップが大きい女性が多い
見た目と性格のギャップが大きい女性が多いということも、魅力として挙げられます。
小さくて可愛らしい低身長女子が姉御肌だったり、何事もテキパキとこなしたりしている姿を見るとギャップがありますよね。
いわゆる「ギャップ萌え」を感じてもらいやすくなります。
ギャップに弱い人、多いのではないでしょうか?
③大人っぽさと子供っぽさの両面が見られる
子供っぽいというイメージを持たれがちな低身長女子ですが、子供っぽさから可愛らしい印象を持たれることが多いようです。
しかし、工夫次第で大人っぽい印象を与えることもできます。
外見は、服装やメイクで大人っぽい印象に仕上げることもできますし、しぐさで大人の女性を演出することも十分可能です。
落ち着きがあり、美しい所作をすることで、色っぽい印象を与えることもできますね。
印象の幅が狭いと思われがちな低身長女子ですが、子供っぽさと大人っぽさの両面を見せることができます!
低身長女性にしかない魅力を生かそう!
この記事では、低身長の定義と原因、低身長女子の魅力についてまとめました。
低身長女子というのは決してネガティブ要素ではなく、むしろ魅力にもなります。
コンプレックスと感じている人も卑屈になるのではなく、魅力を自覚することで気分も楽になりますよ!
低身長だからこその魅力を生かして、ファッションやメイク、振る舞い等を意識していきましょう!