そろばん 教育

そろばんは何歳まで続ける?やめる時期やきっかけをわかりやすく解説

そろばんは暗算力を身につけることができ、また手軽に始められる人気の習い事の一つです。

ですが、大人になってもそろばんを続けている方は、あまりいないですよね。

では一体「そろばんのやめどき」はいつなのでしょうか。

困る女性
そろばんは何歳まで習うのかな?
そろばんをやめる時期やきっかけってなに?
悩む女性

そこで今回は

「そろばんをやめる時期、4パターン」

「そろばんをやめるきっかけ、5パターン」と分けて解説していきます。

そろばんは何歳まで続けるの?

そろばんを何歳まで続けなければならないという決まりはなく、いつまで続けるかはご家庭や子どもの都合によって様々です。

子どもに中学受験をさせたいからと、早い時期にそろばんをやめさせるご家庭もあります。

また子どもがそろばんにのめり込み、中学まで続ける人もいます。

さらにそろばんを続けていれば、資格を取れるというメリットもあります。

「珠算検定2級以上」なら、就職活動の履歴書に書くこともできるんですよ。

そろばんをやめる人が多い年齢4パターン

そろばんをやめる人が多い年齢を4つのパターンに分け解説していきます。

  • パターン①は、6~7歳
  • パターン➁は、9~10歳
  • パターン③は、12歳
  • パターン④は、14~15歳

どのパターンも、なにかしら節目である時期ですよね。

入学や受験というビッグイベントもあります。

こういう時期は何かを始め、何かをやめる時期でもあります。

「やるべきことの取捨選択」といったような感じでしょうか。

パターン①6~7歳…小学校入学時

幼児期に始めた習い事は大きくなるにつれ、「興味のありなし」がはっきりしてきます。

「自分には合わない」

「つまらない…」

と感じる子もでてきます。

この時期にお子さんがそう感じたのなら、もったいないとは思わずに、やめさせることも検討しましょう。

子どもにやる気がないのに無理やりやらせても、なかなかスキルや知識は身につきません。

結果、残念ながら月謝の無駄になってしまった…ということにもなりかねません。

パターン②9~10歳…小学校中~高学年にさしかかる頃

この時期は「中学受験」を見据えてやめるケースが増えてきます。

中学受験のために塾へ入るには、その分塾へ通う時間を作らなければなりません。

その際にこれまでの習い事を整理し、取捨選択をして、そろばんをやめるという選択をする方もいます。

もちろん、中学受験の勉強をしながら、そろばんを続ける子もいます。

そろばんの「暗算力や計算力」は中学受験にも役立つことがあるので、続けるメリットもあります。

パターン③12歳…中学校入学時

小学校を卒業し中学校に入学すると、ライフスタイルが大きく変わります。

小学校よりも中学校の方が授業時間は長くなり、時限数も多くなります。

中学校入学と同時に部活や塾を始める子も多く、放課後の時間に余裕がなくなります。

そろばんが好きでも時間が取れず、結果やめることを選ぶ子もいます。

ですが、もし小学校低学年頃からここまで続けていたとするなら、そろばんの暗算力や計算力はかなり身についています。

自信を持って大丈夫です!

パターン④14~15歳…高校受験に集中する頃

「高校受験」に対して本腰を入れなければならない時期です。

志望校やその子次第にはなりますが、平日も勉強に忙しく、かなりの時間を勉強に割くようになります。

放課後は受験勉強に使う時間が増えるので、そろばんに通うことも難しくなります。

また別の例でいうと、14歳頃はそろばんよりも部活の方が楽しくなってしまう時期でもあります。

高校受験だけではなく、部活を理由にやめる子もでてくるんですね。

そろばんをやめる人が多い5つのきっかけ

そろばんをやめるきっかけは、様々です。

「進級などで環境が変わる」場合や「目標としていたレベルに達した」からなど。

ここではそろばんをやめる人が多い5つのきっかけについて、解説していきます。

きっかけ①そろばん教室の先生が変わった

先生が変わることで、教え方はもちろん教育方針が変わってしまうこともあります。

そしてそのギャップについていけず、だんだんやる気がなくなってしまい、やめてしまった…ということも。

習い事を続けるには、先生の教え方や相性も大切ですよね。

きっかけ②他の習い事をはじめた

「他の習い事」を始めると、必然的に時間の余裕がなくなります。

週4〜5など、ほぼ毎日習い事がある、というのも大変ですよね。

あれもこれもとたくさんの習い事をしていると、それぞれの習い事を覚えるのも練習をするのも大変です。

また、学校の勉強も疎かにはできません。

そのためには、習い事を「取捨選択」する必要があります。

その結果、そろばんをやめるという決断をする子もいます。

きっかけ③子ども自身が興味を失った

子どもは、様々なことに興味を持ちます。

最近まではこれにはまっていたが、今は違うものにはまっている、というのもよくあることです。

そしてそれは、そろばんにも当てはまります。

前まではそろばんにはまっていたが、今は新しく始めた習い事により専念したい!など。

また、そろばんが中々上達せず自分に合わないと分かったことで、興味がなくなってしまう子もいます。

きっかけ④目標の級・段位を達成した

「目標の級・段位」を達成でき、十分だからやめる!という子もいます。

また親から「1級まで取れたらやめてもいい」など条件をだされ、それをクリアしてやめる子もいます。

ある程度の「級・段位」を取得することは、やめどきの目安にもきっかけにもなります。

きっかけ⑤部活や塾で時間を確保できなくなった

中学生になると小学生時代のスケジュールとは大幅に異なり、部活や塾で忙しくなります。

部活に塾にそろばんとなると、どれかの時間を削らなければ両立は難しくなり、結果そろばんをやめるきっかけとなることがあります。

そろばんは「何歳まで」より「楽しくできているか」でやめどきを決めよう

「そろばんは何歳まで」という決まりはありません。

子どもが「楽しい」「やりたい!」と思っている間は、その子の「そろばんの習いどき」ともいえます。

忙しい時期になり習う時間がなくなると、自然とやめる選択をすることも多く、やめるきっかけになる出来事が起こることもあります。

一番は、子どものやる気や楽しいと思う気持ちです。

「そろばんは何歳まで!」とこだわりすぎず、子どもの「やめどき」や「きっかけ」が出来るまで、そろばんを楽しんでもらいましょう!

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