そろばん 教育

そろばん式暗算はいつからはじめる?メリットや習得のコツも解説!

そろばんの珠を頭の中でイメージして暗算をする、そろばん式暗算。

これは、脳の発達や暗算の速さ、正確さなどにおいて非常に有効とされています。

一方、学校で教わる計算方法は主に筆算式計算です。

そろばん式暗算は、多くの利点がありますが、大人になってからは習得がしづらいともいわれています。

困る女性
そろばん式暗算、いつからはじめたらいいの?
そろばん式暗算、メリットやコツがあったりするのかな?
悩む女性

そんな疑問に答えられるよう、そろばん暗算はいつからはじめたらいいのか、そしてメリットやコツについて、わかりやすく解説!

ぜひ参考にしてみてくださいね。

そろばん式暗算とは?

そろばん式暗算とは、頭の中でそろばんの珠をイメージし、動かす計算方法です。

筆算式やインド式計算など、計算方法のほとんどは数字を言葉に変更して計算するため、言語計算といわれています。

一方、そろばん式暗算は非言語計算で、そろばんという図をイメージで処理します。

イメージで処理をするので、言語計算より速く、正確だといわれています。

そろばん式暗算を学習するメリット

メリット①そろばん式暗算を学ぶと集中力がつく

まずあげられるメリットは、「集中力が身につく」ということです。

そろばん式暗算では、頭の中でそろばんの珠を正確に、速く動かす必要があります。

これは、常にミスと隣り合わせです。

また、多くの計算量をこなしたり、問題が難しくなったり、手順が複雑化されたりすると、より集中力が必要になります。

このようにそろばん式暗算をすることで、集中力、忍耐力が高まります。

これらの力は暗算をするときだけでなく、様々な場面で役立ち、何事も落ち着いて取り組めるようになります。

メリット➁そろばん式暗算を学ぶとイメージ力がつく

次のメリットとしては、「イメージ力が身につく」ということです。

そろばん式暗算は、頭の中でそろばんの画像をイメージして計算します。

そしてこれは、頭の中のそろばんを「実際にそろばんを弾くより速く動かし続ける」ということです。

これは私たちが学校で習う筆算式計算と異なり、非言語計算で、イメージ力が身につきます。

イメージ力が身につくと、様々なパターンを長く記憶できるともいわれています。

メリット③右脳が活性化され、左右の脳をバランスよく使える

そしてそろばん式暗算は、右脳を活性化します。

前述したように、そろばん式暗算はイメージ力を向上させます。

このイメージ力というのは、実は右脳を使っているとされています。

一方、言語計算は左脳で処理されています。

また、学校での勉強も左脳が中心です。

右脳は創造力やひらめきを担うにも関わらず、その成長は義務教育だけでは培いきれません。

そこで、右脳の発達に効果のあるそろばん式暗算を学ぶことで、今後必要とされる発想力や独創力を培い、脳がバランス良く成長していきます。

そろばん式暗算を使うと早く計算できる3つの理由

理由①珠を思い浮かべることで数がイメージしやすいから

数字は記号で、それ自体には意味がありません。

一方、そろばんの珠の数はそれ自体に意味があります。

よって、数字よりも理解しやすく、イメージがしやすいのです。

理由②同時に思い浮かべる数字が少ないから

そろばん式と筆算式の計算方法は、順番に違いはありますが、考え方は一緒です。

大きな違いは、そろばん式は計算過程に出てくる数が少ないことです。

よって、必要最小限の数しか使わないそろばん式は、簡単に暗算ができます

理由③計算の最小単位が効率化されているから

計算は、四則計算の組み合わせです。

そして、かけ算はかけ算九九と足し算、割り算はかけ算九九と引き算の組み合わせです。

つまり、様々な計算が1つの数の足し引きによって作られています。

そろばん式の珠の動かし方はこの計算の最小単位である「1つの数の足し引き」によってパターン化されています。

よって、反復練習により計算は条件反射的にできるようになり、脳の負担が軽減され、イメージに集中できます。

そろばん式暗算を習得する3つのステップ

ステップ①そろばんのはじき方を頭で覚える

まずは、足し算、引き算 44個の基本パターンとそれらを組み合わせた応用パターンを覚えます。

そして、どのパターンを使うか頭で判断できるように、そろばんを用いて練習します。

ステップ➁反復練習を繰り返し指で覚える

次に頭で覚えたはじき方を、そろばんを用いて指で覚えます。

ひたすら反復練習をすることで、頭で覚えたはじき方を反射的に指で行えるようにします。

ステップ③頭の中のそろばんをイメージする

そして、頭の中でそろばんをイメージして暗算をします。

暗算といっても、やることは同じです。

はじき方は指が覚えているので、そろばんをイメージすることに集中しましょう。

そろばん式暗算はいつから習得できる?おすすめの時期は?

そろばん式暗算は、いつからでも習得できます。

しかし、数字の概念を理解でき、計算に興味を持ち始める年長〜小学1年生の頃に始めると効率よく学習できるとされています。

だからといって、この時期に無理にそろばん式暗算をさせるのは良くありません。

お子さんの成長や、何より興味を持ったときに始めることをおすすめします。

そしてそろばん式暗算は、計算が早くなる以外に他の効果も期待できます。

そろばん式暗算は、脳の発達の観点から見ると小さい頃から始めるべきですが、実は老化防止にも効果があります。

そろばんを指先で弾いたり、暗算をしたりすることで、前頭前野の血流が良くなります。

前頭前野を鍛えることは、老化防止につながります。

よってそろばん式暗算は世代を問わず、重要な役割を果たします。

そろばん式暗算を習得する3つのコツ

コツ①少しだけ難しいレベルに挑戦する

まずは、自分のレベルより少し難しいレベルの問題に挑戦しましょう!

暗算が速くできたり、大きな桁数の計算もできるのはとても大切ですが、まずは正確に計算できることが最も重要です。

そのため初心者は簡単な問題から取りかかり、徐々にレベルを上げていくことをおすすめします。

コツ➁飛び級はしない

次に、飛び級をしないということです。

級が上がれば、桁数は増え、問題の難易度は上がり、計算の時間がかかります。

そのため、レベルに合った勉強をすることが重要です。

そろばん教室では10級から受験することが一般的ですが、独学の人だと飛び級をしようとする人がいます。

できれば飛び級はせず、各級の内容をしっかり学んでいきましょう。

正答率が9割維持できれば、受験の目安です。

コツ③頭の中のそろばんを小さく早くはじく

最後に、暗算をするときは、頭の中でそろばんを弾くということです。

特に、計算力がある程度身についていると、どうしても筆算の答えにイメージを寄せてしまいます。

それでは、そろばん式暗算とはいえません。

これは、大人になるとそろばん式暗算が習得しにくいといわれる原因の1つです。

よって、そろばん式暗算をするときは、常にそろばんの珠を頭の中で弾くようにしましょう。

そろばん式暗算の習得は、子供の頃がおすすめ!

そろばん式暗算はいつからでも習得できますが、計算に興味を持ち始める年長~小学1年生の頃に始めると効率がいいといわれています。

そろばん式暗算のメリットや習得のコツを踏まえ、お子さんにあった時期を選んでいきましょう!

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