パートナーが浮気をしているかもしれない、と思うとショックですよね。
ですが、証拠もないのに浮気を疑って問い詰めると、パートナーはあなたをごまかして警戒してしまいます。
このような方も多くいますよね。
では、どのようして自分で浮気調査をすればいいのでしょうか?
そこで今回の記事では、
- 自分で浮気調査をする方法
- 自分で浮気調査をする際の注意点
- 浮気調査に役立つアイテム
など、浮気調査を自分でする際に必要なことを詳しく解説します。
最近パートナーの行動がおかしい、とお悩みの方。
自分で浮気調査がしたい、と考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次(クリックでジャンプ)
浮気調査はどうしてするの?
そもそも、なぜ浮気調査をする必要があるのでしょうか?
ここからは、浮気調査の目的を細かく解説していきます。
浮気調査の目的①浮気の実態をつかむ
最近パートナーの態度がおかしい…なんてことはありませんか?
浮気をしていると、スマホを肌身離さず持ち歩いていたり、仕事の残業や休日出勤が増えるなど、何らかの変化がでてきます。
ただ、行動の変化を観察しているだけでは、浮気の証拠にはなりません。
本当に浮気をしているかどうか、調査をして知る必要があります。
浮気調査の目的②建設的な話し合いにつなげる
建設的な話し合いをするためには、浮気の証拠が必要です。
証拠があると、パートナーが浮気をすんなりと認めることもあり、離婚や再構築に向けての話をスムーズに進めることができます。
浮気調査の目的③パートナーからの離婚請求を拒否できる
浮気をした張本人から離婚の請求をすることはできない、というルールがあることをご存じですか?
パートナーに言われるがまま離婚届にサインをしてしまうのは、相手の思うツボです。
浮気調査の目的④慰謝料の請求が可能
浮気調査から不貞行為が認められると、慰謝料をパートナーや浮気相手にも請求が可能になります。
言い逃れさせないためにも、浮気調査が必要ですね。
慰謝料はどのくらいもらえる?
相手の収入や子どもの有無など、状況や人により金額が変わります。
一般的に100万円から200万円だといわれており、探偵や弁護士費用を合わせると赤字になってしまうことも...。
慰謝料請求時に法的に有効となりやすい証拠
法的に有効となりやすい証拠は、不貞行為が認められる写真や動画です。
それに加えて、パートナーが毎日家を出た時間や帰宅時間を記録した日記。
ホテルのレシートなどを残しておくと、証拠の信ぴょう性が高まります。
自分で浮気調査を行うメリット
自分で浮気調査を行うと、金銭的な面や時間の面でのメリットがたくさんあります。
ここからは、自分で浮気調査を行うことによって得るメリットを3つ解説していきます。
メリット①費用を安く抑えられる
探偵事務所で証拠を集めるには、およそ20万円から100万円かかるといわれています。
証拠をつかむまでに日にちがかかってしまうと、さらに高額になってしまうことも...。
自分で浮気調査をすれば、ここまで金額がかかることはありません。
メリット②誰にも知られなくて済む
パートナーの素行や浮気を、誰にも知られたくない方もいますよね。
自分で浮気調査をすれば、誰にも知られずにすみます。
メリット③納得がいくまで時間をかけて調査できる
探偵事務所を選ぶにも時間がかかりますし、依頼したところで納得のいく証拠がつかめるわけではありません。
その反面、自分で浮気調査をすると納得がいくまで時間をかけながら、調査することができます。
自分で浮気調査を行うデメリット
パートナーの浮気調査をするにあたって、冷静でいるのは難しく、もちろんデメリットもあります。
ここからは、自分で浮気調査を行うことにより引き起こされるデメリットを4つ解説します。
デメリット①ばれて警戒される可能性が高い
自分で浮気調査をすると、ばれるリスクが高くなります。
パートナーにばれると、警戒され証拠を隠滅される恐れがあり、調査がうまく進みません。
デメリット②違法行為をしてしまう可能性も
熱心に浮気調査をすることで法律に触れてしまい、逆に相手から訴えられてしまうケースもあります。
ストーカー規制法や不法アクセス禁止法、プライバシーの侵害などに当たる浮気の調査法があるので、注意が必要です。
デメリット③得られた証拠の法的な有効性が低い
証拠が得やすいLINEメッセージやホテルのレシートだけだと、相手に言い逃れされてしまうだけではなく、法的な有効性も低くなります。
パートナーが浮気相手と一晩をともに過ごしたことが分かるような写真や動画、音声などの証拠が必要です。
デメリット④夫婦関係がさらに悪化する可能性も
浮気が事実だった場合、あなたは冷静でいられますか?
証拠が不十分なままパートナーを問い詰めてしまうと、相手が逆上してくることもあるので注意してください。
浮気調査を自分で行う方法8選
「自分で浮気調査するっていっても、どうやって調査すればいいんだろう?」
難しい調査もありますが、浮気している本人が見落としがちな証拠が、身近に残っていたりもします。
ここからは、自分で浮気調査を行う方法8つを解説していきます。
浮気調査方法①お財布の中身をチェック
ホテルや旅館、二人分の食事内容が記載されたレシートが財布の中に入ったままになっていませんか?
またはホテルの会員カードが見つかるなど、財布の中身をチェックすることで浮気の証拠が見つかることもあります。
浮気調査方法②会社の給与明細をチェック
パートナーの残業時間や、休日出勤した日にちを記録しておきましょう。
会社の給与明細には、残業時間や休日出勤が記載されているので、記録と照らし合わせてチェックしてみてください。
手当てがついていなければ、記録とともに証拠として保管しておくことをおすすめします。
浮気調査方法③クレジットカードの利用明細をチェック
クレジットカードの明細には利用店、金額、日にちがわかりやすく記載されています。
仕事だと言っていた日や帰りが遅かった日に、レストランを利用していたり高級ブランド店で買い物をしていた、などあるかもしれません。
浮気調査方法④車の走行履歴をチェック
カーナビを確認してみると、よく使う行先や最近行った先の履歴が記録されています。
行き先に、特定の家やホテルが記録されていないかを確認してみてください。
車内の落とし物やごみ箱、ダッシュボード、トランクの中身をチェックするのもポイントです。
浮気調査方法⑤スマホやパソコンをチェック
スマホやパソコンから、浮気の証拠が見つかることが多くあります。
LINEやメール、カレンダーのスケジュール、写真や検索履歴などをチェックしてみてください。
スマホ・パソコン①検索履歴や閲覧履歴
出会い系サイトや、ホテルの宿泊予約などの履歴がスマホやパソコンに残っていませんか?
ホテルの予約を見つけることができれば、予約日にパートナーの写真を撮影するなど、決定的な証拠をつかむことができます。
スマホ・パソコン➁カレンダーの予定や保存している写真
カレンダーの予定から、浮気相手と出かける日にちや場所がわかることがあります。
また、不貞行為が分かるような写真が保存されていることもあります。
スマホ・パソコン③メール
不貞行為が分かるようなやりとりをしていると、もう完全に黒に近いとわかりますよね。
メールだけでは完全な証拠とはなりにくいです。
しかし他の証拠と合わせることで有効な証拠となりやすく、パートナーも言い逃れしにくくなります。
スマホ・パソコン④LINE(ライン)等のSNS
メッセージのやり取りはもちろん、パートナーの投稿にいいね!やコメントを頻繁にしている人がいないか探してみましょう。
その人が投稿している写真に、パートナーが写っていないか探してみてください。
見覚えのある腕時計をつけた手元や、靴を履いた足元などが見つかるかもしれません。
スマホ・パソコン⑤怪しいアプリの有無
パートナーのスマホに、マッチングアプリなどの出会い系アプリは登録されていませんか?
見つけた時点で問い詰めても、「消し忘れていただけ、使ってはいない。」とごまかされてしまいます。
あなたがマッチングアプリに登録することで、パートナーが現在進行形でアプリを使用しているかどうかを確認することができます。
スマホ・パソコン⑥パートナーがiPhoneユーザーの場合は位置情報履歴をチェック
iPhoneの位置情報の確認方法は、
- 設定
- プライバシー
- 位置情報サービス
- システムサービス
- 利用頻度の高い場所
この順序で確認できます。
ios15に更新されてから、前日の利用頻度の高い場所だけの表示になっています。
浮気相手と会った次の日に、確認することがポイントです。
スマホ・パソコン⑦スパイアプリで傍受する方法と注意点
スパイアプリを使うとメールの内容を見たり、位置情報の把握。
さらに強制的にカメラを起動して、写真や動画を撮ることができてしまいます。
このアプリ、浮気を調査するには一見便利に見えますよね。
しかしパートナーのスマホに勝手にアプリを入れることや、同意を得ずに他人の通信を受けることは違法行為となるので注意が必要です。
浮気調査方法⑥車や寝室を録音
車や寝室にボイスレコーダーをしかけて録音された音声は、証拠として認められやすいです。
できるだけ小型で、録音時間やバッテリーが長く持つものを購入してください。
浮気調査方法⑦車や寝室を撮影
小型カメラを寝室にしかけて撮影すると、不貞行為が撮れることがあります。
車だと走行中に揺れがあり、車内にカメラを仕掛けるのは難しいです。
浮気場所を把握してからレンタカーを借り、外から撮影するなどの方法がおすすめです。
浮気調査方法⑧パートナーを尾行
パートナーを尾行すると、決定的な証拠がつかみやすくなります。
ですがパートナーを徒歩で尾行すると、どうしても相手に気付かれやすいというデメリットがあるので、慎重になることが必要です。
自分で浮気調査をする際の注意点
自分で浮気調査をするにあたり、どんな違法行為があるのか知り、目的や平常心を保つための注意点があります。
ここからは、浮気調査をする際の注意点を4つ解説していきます。
注意点①浮気調査中の違法行為に気をつける
浮気調査に熱心になるあまり、違法行為に足を踏み入れてはいませんか?
どのような行為が違法になるのか、確認していきましょう。
違法行為①不正アクセス禁止法に抵触してしまう行為
- パソコンやスマホのロックを、本人の許可なく解除しデータを盗み見る
- SNSなどに勝手にログインする
など、被害届が出されることは少ないものの、注意が必要です。
違法行為➁ストーカー規制法に抵触してしまう行為
- パートナーの浮気相手の尾行や張り込みをする
- 婚姻関係がないパートナーの尾行や張り込みをする
など、違法行為から手に入れた証拠は裁判では使えません。
違法行為③プライバシー侵害、住居侵入罪等に抵触してしまう行為
- 別居しているパートナーの家や駐車場に許可なく侵入して、GPSやボイスレコーダーを取り付ける
- 浮気相手の家に許可なく侵入する
などは違法行為となるので、浮気調査をするときは細心の注意が必要です。
注意点②法的に有効な証拠を取得する
浮気相手と食事をした、手をつないで歩いていた、キスの写真がある。
これだけの証拠では、残念ながら不貞行為としては認められにくいです。
法的に有効な証拠には、肉体関係が分かる写真や動画、ボイスレコーダーの音声などがあります。
それに加えてパートナーの行動を管理した日記を付けておくと、証拠がさらに強くなるのでおすすめです。
注意点③確実な証拠をつかむまでは平常心を心がける
パートナーの浮気を知りながら、平常心を保つのはつらいですよね。
ですが、証拠が不十分なまま調査をしていることがばれると警戒され、証拠隠滅をされてしまいます。
つらくても、できるだけ平常心を心がけてくださいね。
注意点④浮気調査の目的を見失わない
あなたは関係の修復がしたいのか、離婚をして慰謝料を請求したいのか、どちらでしょうか。
目的によって手段や方法、調査範囲が変わってくるので目的を明確にさせましょう。
自分で浮気調査をする際のお役立ちグッズ5選
自分で浮気調査をするには、パートナーの位置を把握したり、音声を録音するグッズが必要になります。
ここからは、そんなお役立ちグッズを5つ紹介します。
浮気調査お役立ちグッズ①ボイスレコーダー
ボイスレコーダーは、会話を録音することができる機器です。
安価で購入することができ、車や寝室に仕掛けておくと証拠に有効的です。
浮気調査お役立ちグッズ②ICレコーダー
ICレコーダーはボイスレコーダーとほぼ変わりはありません。
ですが、音質はこちらの方が良いといわれており、音楽を録音するのにも適しています。
外部接続でデータをパソコンに取り込むことができるので、便利です。
浮気調査お役立ちグッズ③GPS発信機
リアルタイムでスマホから移動履歴を確認することができ、どこにどれくらい滞在したかを一目で確認できます。
GPSの背面に強力なマグネットがついている物もあり、車の底面につけて、パートナーから怪しまれずに使用できるのが便利です。
浮気調査お役立ちグッズ④小型カメラ
一万円以内で購入できる小型カメラは多々あり、部屋のレイアウトになじむようなデザインやペン型など、形もさまざまです。
暗闇でも使えるよう、赤外線機能がついているカメラも多数あり、部屋の中が真っ暗な状態でもきれいに録画できます。
浮気調査お役立ちグッズ⑤精液検出液
精液検出液というものがあることをご存じでしたか?
女性の浮気が疑われる場合や、パートナーと浮気相手が自宅や車で性行為をしていないかを確認できます。
パンツやベッドシーツ、車の座席にスプレーするだけで、精子が付着している部分の色が変わります。
自分で浮気調査をするときは、目的を明確にして最後まで平常心を忘れないで!
自分で浮気調査をするのは簡単ではありませんが、あなたが納得いくまでお金をかけずに調査できる、というメリットがあります。
パートナーの浮気の実態を知りながら、平常心を保ちつつ調査を続けるのはつらいですよね。
ですが、法的に有効な証拠とは何かを知っておくこと。
パートナーが見落としがちな身近なところの調査を続けることで、あなたを優位にさせる証拠が見つかる可能性はあります。
最後まで目的と平常心を忘れずに、浮気調査を進めていきましょう!