仕事や飲み会など、オンライン化が進んでいる昨今。
結婚式の招待状も、Web形式で送るカップルが増えてきています。
でも、「Webで招待状を作成するって難しそう」「目上の方にWebで招待状を送っても大丈夫なのかな?」と色々な心配もありますよね。
実はWeb招待状は簡単に作成でき、とてもおしゃれなものを送れるサービスがたくさんあります。
ここでは、結婚式のWeb招待状とはどんなものなのか、利用上のメリット・デメリットをご説明していきます。
目次(クリックでジャンプ)
Web招待状とは?どんなことができるの?
Web招待状とは、スマホやPCからオンライン形式で送る招待状のことです。
結婚式や披露宴はもちろん、二次会などの招待状も送ることができますよ。
紙の招待状だと、式当日に見当たらない、持参し忘れた!などのトラブルが起こりがちですが、Webならそんな心配もありません。
出席者リストや会費精算などもできるので、とても便利なんですよ。
Web招待状の6つのメリット
おしゃれな招待状が作れると、人気が出てきているWeb招待状。
具体的にはどんな風に便利なのでしょうか。
ここではWeb招待状のメリットをご紹介していきます。
メリット①おしゃれな招待状を簡単に自作できる
「Webで招待状を作成する」と聞くと、ホームページを作成するような知識が無いと難しいのかな?というイメージがありますよね。
しかし実際は、日時や結婚式の場所等の必要項目を入力し、好きなデザインを選ぶだけで作成することができます。
デザインも豊富に揃っていて自分たちの雰囲気にあった招待状を作成できるので、ゲストに喜んでもらえること間違いなし!
メリット②簡単に送ることができる
紙の招待状の大変なところは、ゲストの住所を確認することです。
最近は年賀状も、LINEなどで簡単に送れるようになってきています。
そのため、住所を知らないゲストも多くなってきていますよね。
Web招待状は、LINEやFacebookなどSNS経由で送ることができるので、住所やメアドを知らない人にも簡単に送ることができます。
メリット③ゲストも簡単に返信できる
メリットは新郎新婦だけではなく、ゲストにもありますよ。
Web招待状なら、ゲストは送られてきたURLにアクセスして必要事項を入力するだけです。
紙の招待状だと、「御」の字を消すといったマナーが問われますが、Webならそんなマナーも必要ありません。
さらに、会費を支払うこともできるWeb招待状もあるので、新札を用意する手間も省けるのは嬉しいですよね。
メリット④出欠管理ができる
紙の招待状だと、準備して送付、返ってきたものを出欠別に分けて出席者リストを作成する、と結構な手間がかかります。
しかし、Web招待状ならこれが全てオンライン上で簡単にできるのです。
結婚式の準備は何かとやることが多いので、少しでも手間が省けることは新郎新婦には嬉しいメリットです。
メリット⑤紙の招待状に比べてコストがかからない
紙の招待状は、平均予算3万円ほどといわれています。
招待状や封筒の紙代・印刷代・切手代と、1つ1つは少額でも合わせると高額になってしまうためです。
宛名をプロに書いてもらうサービスを利用すると、もちろんさらに金額が大きくなります。
しかしWeb招待状は、基本サービス無料の会社も多いため、コストをかなり抑えることができます。
メリット⑥ゲストが招待状をなくしてしまう心配がない
「紙の招待状をもらって、どこかになくしてしまって困った」、という経験のある人もいるでしょう。
式当日にどこに置いたか分からなくなり、危うく遅刻しそうになった、といった話もよく聞きます。
その点Web招待状は、常に持ち歩いているスマホに入っているので、なくす心配はありません。
カバンの中に入れたはずなのに、どこにあるか分からない!なんてことも回避できるのが、とても便利ですね。
Web招待状の3つのデメリット
Web招待状には、メリットばかりではありません。
もちろんデメリットもあります。
ここではWeb招待状のデメリットをご紹介します。
デメリットをしっかり把握しておくと、トラブルを回避することができますよ。
デメリット①Web招待状を受け取れない環境の人がいる
Web招待状は、Web環境がない人には送れません。
家にPCが無い、スマホを使っていない方には送れないので、注意しましょう。
また、スマホを持っていても使いこなせていない人には、操作が難しい場合があります。
送る際には「分からないことがあったら、お気軽にご質問ください」といった一言を添えるとよいですね。
デメリット②紙の招待状に比べてカジュアル
Web招待状は、利用するカップルが増えてきているとはいえ、まだまだ認知度は低いです。
また、紙の招待状に比べてカジュアルな印象を与えてしまうため、もらったゲストの方が不快感を覚えることもあるようです。
まだまだ「招待状は紙で出すのが礼儀」と考えるご年配の方も多いです。
さらに、会社の上司など目上の方にWeb招待状を送ると失礼にあたるのでは、と心配するカップルも。
友人にはWeb招待状、親戚や目上の方には紙の招待状、と使い分けることも大切かもしれませんね。
デメリット③形に残らない
結婚式は、人生に1度の晴れ舞台です。
思い出をたくさん残しておきたい、と考えるカップルも多いでしょう。
Web招待状は簡単におしゃれな招待状が作成できますが、一定の期間を過ぎると見られなくなってしまいます。
手元に形として残しておきたい、という場合には不向きな招待状ですね。
Web招待状の使い方【3つのSTEP】
簡単に使えることがメリットの1つである、Web招待状。
実際にはどのように利用するのでしょうか。
ここではWeb招待状の使い方を、ステップごとに説明していきます。
STEP①気に入ったWeb招待状のサイトやアプリにアクセスする
まずは、Web招待状のサイトへアクセスしたり、アプリをダウンロードしましょう。
Web招待状と一言でいっても、様々なサイトやアプリがあります。
サイトによってサービスにも色々と違いがありますので、ご自身の好きなサービスのあるWeb招待状を選んでください。
STEP②会員登録し、説明に従って招待状を作成する
選んだWebサービスサイトで、会員登録をします。
Web招待状の作成は、サイトの説明に沿ってデザインや文章を選ぶだけなので、とても簡単です。
デザインテンプレートや文章がたくさんあるので、お二人の雰囲気に合ったものを選んで独自性を出すことができますよ。
STEP③ゲストにメールやSNSで招待URLを送る
Web招待状が作成できたら、あとはゲストに招待URLを送るだけです。
メールやSNSにURLを貼り付けて送信するだけなので、とても簡単ですよね。
もちろん紙の招待状と同じく、Web招待状にも地図を添付することができます。
さらに、ゲストから返ってきた出欠の返事から、結婚式の出欠リストを作成するサービスもあるのは助かりますね。
サイトによっては、ゲストが会費を事前決算するサービスがあったり、返事がない人にリマインドを送ったりすることもできます。
こういったオプションは有償の場合もありますので、予算に合わせて便利に使いましょう。
Web招待状を使うときに気を付けたい4つのマナー
簡単にプロ並みのおしゃれな招待状が作成できる、Web招待状。
利用するカップルが増えているとはいえ、まだまだ幅広く認知されているとは言い難いのが事実です。
Web招待状を利用する場合、マナーには気を付けましょう。
マナー①送るタイミングは式の2~3ヶ月前
紙の招待状は結婚式の2~3ヶ月前に送るのが通常ですが、Web招待状も同じ時期に送るようにした方がよいです。
簡単に作成できて送れるからといって、結婚式の数週間前に送ることは避けましょう。
ゲストにも予定があるので、早めにお知らせするのが礼儀です。
マナー②手の込んだデザインにする
Web招待状は、どうしても簡易的なイメージを持たれることが多いです。
その便利さから「手抜きをしたのかな」と受け取られることもあるため、手の込んだデザインにすることが大切です。
ご自身の好みがシンプルなものでも、ゲストの目線を意識して、シンプルになりすぎないようにしましょう。
マナー③ゲストを困惑させないように事前に連絡しておく
Web招待状は、まだまだ広く浸透しているわけではありません。
そのため、いきなりURLだけが送られてきても、どうすれば良いのか分からない!という人も少なくないでしょう。
そこでWeb招待状を利用する際は、事前にその旨を伝えておきましょう。
その際、返信の方法等何か分からないことがあればお気軽に連絡ください、と一言添えておくと、親切です。
マナー④ゲストの性格や立場などを踏まえて紙の招待状とWeb招待状を使い分ける
おしゃれな招待状が作れるWeb招待状ですが、依然として紙の招待状を好む人もいます。
ご年配の方や目上の方の中には、Web招待状は失礼だと感じる方もいらっしゃいます。
そこで、ゲストの立場や性格、年齢などを踏まえ、Web招待状と紙の招待状を使い分けることも大切です。
結婚式の招待状は紙で作成し、二次会はWeb招待状にする、などの使い分けもよいでしょう。
紙とWebそれぞれの良さを活かして、二人ならではの招待状を送ろう!
紙の招待状でもWebの招待状でも、ゲストは招待状をもらったことで結婚式に出席するのを楽しみにしてくれます。
友達にはWeb招待状、会社関係の方には紙の招待状、というように使い分けることで、相手の気持ちに沿った使い方をすることができます。
また、Web招待状はデザインも豊富です。
お二人の雰囲気に合ったものが、きっと見つかるでしょう。
結婚式当日が盛り上がるよう、お二人ならではの招待状を作って、ゲストに喜んで貰いましょう!