就職活動を控えている低身長女子の皆さん、このようなことを思っていませんか?
就職活動を成功させるにはどうすれば良いのでしょうか。
この記事では低身長女子の方へ向けて
- 就職活動を成功させるコツ
- 低身長女子に向いてる職業
- 低身長女子には難しい職業
- 低身長女子の就活体験談
について実体験も交えながら詳しく解説していきます。
ポイントを押さえて、就職を成功させましょう!
目次(クリックでジャンプ)
低身長女子は就職活動が不利なのか
低身長女子は就職活動は不利なのでしょうか。
それは決して低身長だから就職活動が不利ということはありません。
また、雇用に関する法律でこのように定められています。
「男女雇用機会均等法」で「労働者の身長、体重または体力を要件とすること」は合理的な理由がない限り違法とされています。
法律できちんと定められているので、心配しなくても大丈夫です。
低身長女子が就職活動を成功させるためのコツ
低身長女子でも基本的を押さえることで、就職活動成功率はグンと上がります。
ここでは、低身長女子が就職活動を成功させるためのコツをご紹介します!
コツ①スーツは必ずフィッティングしよう
スーツを買うときに、試着(フィッティング)をしていますか?
低身長女子にとってスーツを購入する際に、試着は必要です。
試着をしなければ、次のようなことが想定されます。
- ジャケットの肩幅が合っていないと型崩れしやすく、スーツに着られてる感が出てしまう
- 肩幅はお直しができないため、フィットしないジャケットを買ってしまうと不恰好のまま着ることになる
- パンツ丈を適切な丈に調整しないと、だらしなく見えてしまう
せっかくなら、自分にぴったり合ったサイズのスーツを着こなしたいですよね。
パンツを購入する際は、実際に自分が履いているパンプスを持参している、という方もいらっしゃいます。
なぜなら、着用する靴のヒールの高さに合わせてパンツ丈を選ぶことが基本となっているからです。
お店でもパンプスを貸してもらえますが、自分のパンプスよりヒールが高い…ということもあります。
店員さんなどの意見を参考にし、納得するまでしっかり試着をしましょう!
コツ②面接では自信を持ってハキハキと!
身長が低いことに対して、コンプレックスを抱いている方も多いと思います。
一度気になりだしたら止まらなくなってしまいますね。
そのような状態だと、面接の際にネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。
面接ではしっかりと胸を張り、面接官の顔を見てハキハキと話すように心がけましょう。
座ってしまえば低身長であることは、そこまで気にならないでしょう。
また、Web面接を行う企業も増えてきています。
Web面接であれば、身長の低さは基本的に面接官にはわかりません。
すべての面接で可能なわけではないですが、そのような面接を受けるのも一つの手段になるでしょう。
そして、どの面接でも緊張すると思いますが、笑顔でハキハキと受け答えしていれば、面接官からの印象がアップしますよ!
コツ③全体の服装のバランスを意識する
スーツを購入する時や着こなしをする際に気を付けたいのが「服装のバランス」です。
例えば、スカートはひざ下くらいの長さだと、少し重たい印象になってしまい、ジャケットとのバランスが悪くなる傾向があります。
この場合、ひざ上のスカートを選び、スカートに合わせてジャケットの丈の長さも短くすることをおすすめします。
そうすると、全体のバランスがうまく取れ、見た目の印象が良くなるでしょう。
このように服装を選ぶ際は、上下のバランスを意識するようにしましょう!
低身長女子に向いている職業
低身長女子に向いている職業ってあるのかな?
気になる方もいらっしゃると思います。
低身長女子に向いてる職業を3つ、ご紹介します。
もしかしたら、天職が見つかるかもしれませんね。
向いている職業①保育士・幼稚園の先生
保育士や幼稚園の先生など、小さな子どもと接する職業が低身長女子に向いていると言えます。
低身長女子が向いている理由は、身長の高さによる威圧感を子どもに与えることが少ないからです。
よく、小さな子供と話すときにしゃがんで話した方がいいといわれますが、低身長というだけで目線が近くなるので、子供も安心できるかもしれないですね。
子どもが好きで、常に明るい笑顔を絶やさないことが求められる職種ではありますが、そのような方には向いているのではないでしょうか。
向いている職業②ダンサー
ダンサーも低身長女子が向いてる職業の1つです。
ダンスは背が高いほうが有利と思われがちですが、低身長ならではの武器があります。
それは「キレとメリハリを感じさせやすい」から。
身長が高ければ、手足が長いため一つ一つの動作をどうしてもコンパクトに見せることが難しくなってしまいます。
低身長の場合、手足が短いのでその分動作をコンパクトに見せやすく、ダンスを上手く見せやすいのです。
しゃがんだりジャンプする動きも、低身長の人の方が有利といわれます。
複数人で踊る場合は、全体のバランスを考えて低身長の人がセンターに抜擢されることが多いですね。
向いている職業③歌手
歌手も低身長女子に向いてる職業と言えます。
「ファントの法則」という法則を聞いたことはありますか?
この法則は声帯の長さと背の高さというのは、関係があることを表しています。
背が高ければ声帯が長くて声が低く、背が低ければ声帯が短くて声が高い傾向があるといわれています。
また、声の高さは声道や鼻腔などの長さ、広さからの影響が大きいのです。
このように、体格と声の高さとは大きく関係していると言えますね。
- miwaさん(149cm)
- aikoさん(152cm)
- 水樹奈々さん(152cm)
- Superflyの越智志帆さん(153cm)
- MISIAさん(153cm)
- 小柳ゆきさん(154cm)
miwaさんやaikoさんのように、可愛らしいイメージのある歌手もいます。
水樹奈々さん、越智志帆さん、MISIAさん、小柳ゆきさんのように小柄さを感じさせないパワフルさを備えている歌手もいます。
低身長女子は小柄な体格から高音を出しやすいと言えます。
歌唱力に自信のある方は、目指してみても良いのではないでしょうか?
低身長女子には難しい職業
身長で採用の合否は決まらないですが、規定で身長制限があるなどで、低身長女子には難しい職業も存在します。
ここでは低身長女子には厳しい職業を紹介します。
しかし、職種によっては就ける可能性もあるので、憧れの職業があった場合も視野を広げて考えてみるといいでしょう。
難しい職業①規定上身長制限のある職業
規定上、身長制限のある職業は低身長女子には難しい職業だと言えます。
例えば、このような職業が規定で身長制限が定められています。
- 海上保安官(150cm以上)
- 皇宮護衛艦 (148cm以上)
- 警察官(150cm以上)※地域によって多少の変動あり
- SP(160cm以上)
- 消防士(155cm以上)
- 自衛官(140cm以上)
- 航空自衛隊(158cm以上190cm以下)
- 宇宙飛行士(158cm以上190cm以下)
主に身を挺して、救助活動や護衛をするような職業に身長制限が設けられていますね。
また宇宙飛行士や航空自衛隊に制限が設けられているのは、コックピットや宇宙服の制限があるからと言われています。
規定で制限がある以上、このような職種は難しいと言えます。
難しい職業②CA(客室乗務員)
高身長の人じゃないと難しいイメージと言えば、CAという方も多いのではないでしょうか?
実はCAは規定上で身長制限は定められていません。
しかし実際は、高身長の方が多く働かれている印象がありますよね。
どうしても身長が高い方が、よく機内を見渡すことができますし、荷物棚を開け閉めしたり、お客様の荷物を入れる手助けをする時に有利です。
やはり背が低いと憧れのCAになることは難しいのか…と思いますが諦める必要はありません。
実際に150cm代でCAに就職された方もいるのです。
近年、ANAやJALといった日系航空会社では主流だった大型機が老朽化などで退役しています。
この背景により、航空機そのものが中型機や小型機に置き換えられています。
中型機や小型機であれば、低身長でも業務に大きな支障はなさそうですね。
航空会社の採用基準も、近年は「人間力」を重視されているので英語力や傾聴力、そういった力が高い人のニーズが高まっています。
身長のハンデを超える別の力を身に付けることで、採用される可能性は高くなります。
ハンデがある分、スキルで採用を勝ち取りましょう!
難しい職業③ショーモデル
服を綺麗に見せることが仕事であるショーモデルも、スラっとしたスタイルが求められるため低身長女子には難しいです。
実際にショーモデルとして求められる基準の身長は、日本の場合は170cm以上、海外の場合は175cm以上必要と言われています。
どうしても背が低いと、服の魅力を最大まで引き出すことが難しいですよね。
モデルも諦めるしかないのか…と落ち込む必要はありません。
ショーモデルは厳しくても、近年は低身長向けの着こなし特集なども登場しています。
雑誌の読者モデルや、低身長女子向けブランドのモデルだと採用される可能性があるので、応募してみてもいいと思います。
低身長女子の就職体験談
低身長女子は、実際にどのように就職をしたのか。
148cmの低身長女子である、私の体験談をお伝えします。
私は販売職に就いており、小柄が親しみやすさを出しているからかお客様からお声をかけて頂けることが多いように感じます。
また、私ほど身長が低い職場の人はいないので、お客様から覚えてもらいやすいようにも思います。
このような点は、低身長で良かったと感じるところです。
就職活動時、スーツは何着も試着し、自分の体にフィットするスーツを購入しました。
ボトムスはパンプスのヒールの高さにあまり左右されないスカートを選びました。
私は実践しませんでしたが、親や友達など第三者の人に付いてきてもらっても良かったと思います。
それは、店員さん以外の人の目線も大事だからです。
面接では小柄という印象を与えることは仕方がないことなので、特に集団面接では誰よりもハキハキと話すことを意識しました。
後日、採用担当者と話す機会があり、採用理由を聞いてみると、受け答えもしっかりしていて印象が良かったからとのことでした。
身長が採用に影響することは特になかったように思います!
基本を抑えれば大丈夫。就活を勝ち抜こう!
低身長だからといって就職活動は不利になりません。
つまり、就職活動を成功させるためには「身だしなみ」「面接での印象」といった基本的なことが大切になってきます。
低身長だから、ということが問題ではないのです。
スーツの選び方や、着こなし方などの基本的なポイントを抑えながら、業界・企業研究や面接対策をしっかりと行い、就職活動を成功させましょう!