営業って辛いですよね。
「仕事を辞めたい」「仕事が辛い」苦しんでいる人の中でも営業職の人の割合は高いです。
しかし営業といっても様々な種類があります。
私は1社目はひたすら新規営業でノルマもキツかったので辛かったです。
しかし、2社目での営業はそこまで辛くなくそれなりに楽しく仕事ができました。
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営業の仕事が辛い理由
営業がつらいと言っても一概にみんなが同じ理由とは言えません。営業が辛いのにはいろいろな理由があります。
ノルマがきつくて営業が辛い
営業といえばノルマ。ノルマといえば営業。このノルマがありえない数字だと達成する気にもなりません。
またこのノルマに大きく付随するのが「怒られる」「詰められる」ノルマをクリアしていないと「人として扱われない」など。
私も前職はこのパターン。この1社目を辞めるまでは営業というものはありえない数字を絶対に課せられる仕事だと思っていました。
たまたま達成できても次の月になるとその数字は完璧にリセット。
一生ありえない数字を追いかけて怒られていくものだと思っていました。
営業先のお客さんに変なお客さんが多い
変なお客さんは一定数いますね。ものすごく高圧的だったり、ありえない値下げ交渉をしてきたり。
私の前職は、ほぼ新規のみだったのでこういう人はスルーすればよかったのはありがたかったですね。
逆に2社目の営業はルート営業が8割だったこういう人の相手でかなりストレスがたまりました。
営業は基本的に対お客様の仕事なのでこのあたりがストレスになる人にはなかなか厳しいのかもしれません。
華麗なスルースキルや論破するスキルあるいは忘れるスキルが必要になります。
いい会社だとお願いすれば、本当に合わないお客さんの担当を変更してくれることもあるみたいです。
営業は基本的に残業が多い
営業は残業が多いです。しかもみなし残業で残業代がつかないところも多い。
その分基本給が高かったり、インセンティブで稼げたりするんですけどね。
私は1社目はめちゃくちゃ怒られてノルマのプレッシャーも半端なかったですが給料だけは良かったです。
いまとなってはあの給料のよさはストレス手当をもらっていたのだとしみじみ思いますね。
給料が良くてもストレスの発散で散財してしまうのでお金は全くたまりませんでした(笑)
営業が向いていない人の特徴
営業が本当に向いていない人ってそんなにいないと思うんですよね。
ただ、いまの営業スタイルが向いていないだけという可能性が高いです!
しかし下記のような人は営業には向いていないのかなーと思います。
人と話すのが本当に無理
誰とも話したくない。人とコミュニケーションをとるのが苦痛でしかない。そんな人は営業は辛いでしょうね。
大体の仕事が誰かとは関わらなくてはいけないことが多いですが。
初対面が無理という場合はルート営業ならいけるかもしれませんね。
私の場合、初対面が無理で1社目は辛かったです。人見知りなので飛び込み営業は地獄でしたね。
外に出たくない、ずっと社内にいたい
これはインサイドセールスという営業スタイルなら社内にいることは可能です。私も基本的に外に出たくないです。
インサイドセールスでない限り、基本的に客先に訪問する必要があります。
そうするとどうしても社外に出る必要があります。
外に出たくない場合は、営業は避けた方がいいでしょう。
複雑な仕事が嫌だ、何も考えずにできる仕事がいい
だいたいの営業がマルチタスクでやることが多いです。考えないと売れないし考えなくても売れる営業なんて楽しくありません。
そのため、何も考えず無心で仕事がしたい。「頭使うのが嫌」「複雑な仕事は嫌」という人も営業は辛いと思います。
営業が辛いのは向いていないのか、今の営業スタイルが向いていないのか
前職ではストレスで思考が停止していたので、「営業は辛い」「自分には向いてない!」「もう二度と営業はしたくない」と思っていました。
しかし、転職して2社目では、それなりに楽しく営業の仕事ができました。
いまだからわかるのは前の営業スタイルは向いていなかったのだなと。
1社目(オフィス機器・有形商材)
新規ゴリゴリでひたすら飛び込み。売れればボーナス・インセンティブがたっぷり。
数字がいかないと激詰め。数字がいかないと人として扱われない。
2社目(人材系・無形商材)
新規と既存8:2。新規と既存で売上を作るため、月初から達成している月もある。
ボーナス・インセンティブは少なめ。
このような違いがありました。私は給料よりも「何でも言い合える人間関係」「ほどよいプレッシャー」をもとめていたため2社目の営業スタイルがとてもマッチしました。
しかし、逆にストレスなんて気にしないから給料たくさん欲しいという人には今の会社の営業は辛いと思います。
営業以外の職種に転職するにはどうする?
営業はマッチしていれば楽しいものの、多少なりともストレスはかかるもの。
新卒で就活をしているときは営業以外の仕事を知りませんでしたが、たくさんあるものですね。
営業はどんな仕事にも通ずる部分があるので、他の業種にも比較的転職しやすいです。
次に営業から未経験で他の業種に転職する場合の注意点について解説していきます。
できるだけ早めの方がいい
営業からマーケター、営業からエンジニアなどの転職の場合、完全に未経験からのスタートです。
若いうちであれば「その先も長く働ける」「吸収が速い」といった理由から未経験でも採用されることはあります。
しかし、一般的に未経験で転職できるのは28歳が限界と言われています。
そのため未経験の職に転職する場合はできるだけ早めの方がいいです。
常に求人の動向をチェックしておく
未経験採用は若手で景気のいいときしかなかなか求人がありません。
私自身営業職から未経験でWebマーケター/コンサルタントに転職しましたが、タイミングはギリギリでした。
2020年の2月末に内定をもらったのでコロナウイルスの影響を受けるギリギリのタイミングで決まりました。
今求人サイトを見てみると、未経験からWebマーケターなどの求人は私が転職活動していた時よりかなり少なくなっています。
しかし常に探していると、定期的に新しい求人が出てきます。
未経験OKの求人はそもそもが少ないため、常に求人をチェックしておくことが重要です。
営業が嫌な理由を明確にしておく
「営業がどうして嫌なのか」を明確にしておくことが重要です。その理由が営業特有のものなのか、それともその会社特有のものなのか。
その嫌な理由が営業から違う職種に移ることで解決できるのかを見極めましょう。
場合によっては、営業のタイプを変えることで解決する可能性もあります。
私の場合は、新規メインから既存メインの営業に転職することで解決することができました。
営業は辛いけど自分にマッチしたスタイルであれば楽しい場合もある
営業は確かに辛いことは多いですが、自分にマッチしたスタイルならその辛さも楽しさに変わることもあります。
営業職でしか得ることができない経験、スキルもたくさんあります。
営業職で経験した「お客さんが何を考えているのかを予想して動く」「マルチタスクで行動する」といったことはWebマーケターの仕事にもかなり活きています。
営業という仕事がめちゃくちゃ嫌いでしたが、いまはいい仕事だなと思います。
「どうしても営業が辛い」という場合はまずは求人サイトに登録して求人の動向について確認してみましょう!