幼いうちからはじめやすく、お子さんの習い事として試しやすいそろばんですが、
など、そろばんのメリットやデメリットが気になる方も多いのではないでしょうか?
お子さんにとって本当に役に立つのかどうか、親御さんとしては詳しい情報を知っておきたいところですよね。
今回の記事では、習い事としてそろばんを選ぶことについて、
- 令和時代のそろばん教室の環境
- そろばんのメリット・デメリット
- そろばん教室を選ぶときのポイント
など、親御さんの疑問が解決できる情報を徹底解説していきます。
そろばんのメリットとデメリットを正しく理解し、お子さんの成長につながる環境を整えてあげましょう!
目次(クリックでジャンプ)
令和時代のそろばん教室
みなさんはそろばん教室と聞いて、どのような授業をイメージするでしょうか?
「そろばんの使い方を習うだけじゃないの?」
と考えている方も多いかもしれません。
けれど最近のそろばん教室はそろばんを使った授業以外にも、子どもの成長を促す授業が幅広く用意されているんですよ!
そろばんをはじく授業だけではなく、
- iPadを使ったイメージ暗算
- 数字を理解するための読み書き
- 毛筆でキレイに字を書く練習
- オンラインでの個別教室
など、子どもの計算力や論理的な思考を鍛えるための様々な環境が整えられているのです。
習い事に必要な道具が揃えやすく、手軽にはじめやすいことから、
「小さいうちから、なにか子どもに習い事をさせてあげたい」
「できれば将来に役立つ習い事がいい」
と考えている親御さんには、一度試してみる価値がある習い事のひとつですね。
習い事で「そろばん教室」を選ぶ11のメリット
まずは、他の習い事と比べてどんなメリットがあるのか?
習い事でそろばん教室を選ぶメリットをお伝えしていきます。
メリット①幼少期からはじめられる
そろばんを習うメリットのひとつとして、幼いころから取り組みやすいところが魅力として挙げられます。
理由としては「幼児向けのカリキュラムやコースが用意されているそろばん教室が多いから」です。
早ければ3歳からはじめることができ、幼いころから数字の理解に取り組むことができます。
数字に興味を持ちはじめる5〜6歳であれば、十分にそろばんの上達が見込めることでしょう。
「子どもの成長のために、なるべく早いうちから習い事をさせてあげたい!」
と考えている親御さんにとっては、嬉しいメリットではないでしょうか。
メリット②月謝が安く続けやすい
そろばん教室は、親御さんにとってもメリットがあります。
それは、他の習い事と比べて月謝が安いことです。
- 週に2~3回の授業
- 1回1時間
上記のペースでそろばん教室をはじめた場合、1ヶ月で4,000〜10,000円の費用となります。
他の習い事の場合、週に1回でも月謝が10,000円近くかかることも多いですよね。
費用面からみても、子どもに合うか合わないかを気軽に試しやすいという点は、そろばん教室の魅力ではないでしょうか。
メリット③幼いうちから「数」を理解できる
そろばんのメリットは、幼いうちから「数」を理解できることです。
「数の概念」は、小学生でも苦手なお子さんが多いといわれています。
「左から4番目の色は、何色?」
「ここからここまで、何個りんごがある?」
など、物の数えかたや計算は、子どもにとって複雑で難しいものなんですよね。
そろばん教室では、そろばんを使いながら自然と「数」に触れていくことで、いつの間にか数への理解を深めることができます。
そのため、小学校に入学前のお子さんや、小学校の算数の授業が苦手なお子さんにとっては心強い味方となるのです。
メリット④学校の「算数」をスムーズにはじめられる
そろばんを習う大きなメリットとして、学校の算数がスムーズにはじめられることが挙げられます。
もし小学校の授業から算数が苦手になってしまった場合、中学校や高校の数学への理解も妨げてしまう可能性があります。
苦手意識というものは一度感じてしまうと、なかなか改善することができません。
お子さんが算数に苦手意識をもってしまう前に「数」に触れておくということはとても大切なポイントとなります。
お子さんの将来を考えたとき、
「苦手意識のせいで、将来の選択肢を狭くしたくない」
「やりたいことができるように、少しでも子どもの成長を促してあげたい」
と感じる親御さんの場合、習い事のひとつとしてそろばん教室を検討してみてもよいのではないでしょうか。
メリット⑤計算力が鍛えられる
そろばん教室ではそろばんを使った計算はもちろんですが、フラッシュ暗算などを取り入れているところもあります。
素早く頭で計算を行う癖をつけていくことで、お子さんの計算力を鍛えることができるのです。
高い計算力は学校の授業が進むにつれて必要性が増していき、受験では非常に役立つ能力となります。
親御さんが習い事を選ぶとき「子どもが楽しく続けられるか?」と同じくらい「将来の役に立つか?」という点は気になりますよね。
そろばん教室は、避けては通れない学校の勉強にも役立つため、非常におすすめできる習い事の一つです。
メリット⑥記憶力が高くなる
そろばんでは右脳が刺激されることから、記憶力を鍛えることができます。
右脳の記憶力は左脳よりも優れているといわれており、一度覚えた情報はなかなか忘れることがありません。
また脳の発達は、幼いうちから鍛えるほど効果があります。
3歳頃からはじめることができるそろばんは、お子さんの成長を大きく促してくれることでしょう。
「幼いうちにしかできない成長を大切にしてあげたい!」
「大人になってからでも役に立つ習い事をさせてあげたい」
と考えている親御さんにとっては、そろばんが与えてくれるお子さんの成長は魅力的ではないでしょうか。
メリット⑦集中力が育つ
そろばんをはじいて計算を行っていくためには、高い集中力が必要となります。
耳から情報を聞いて、目でそろばんを見て、指先で間違わないように球をはじく。
練習を重ねれば重ねるほど、これらの複雑な動きをこなしていくための集中力が鍛えられます。
集中力は、将来どのような仕事に取り組むことになったとしても欠かせない能力ですよね。
幼いうちから集中力を鍛えることができるそろばんは、大人になったときに心強い味方となってくれることでしょう。
メリット⑧脳トレ効果で頭の回転が速くなる
そろばんのメリットは、計算力や記憶力を鍛えることだけではありません。
そろばんでは、
- 考えていることを言葉にする左脳の働き
- 創造的に物事を考えることができる右脳の働き
これらをバランスよく鍛えることで、頭の回転の速さも高めることができます。
「自分の気持ちを伝えるための言葉選び」
「瞬間的に物事の処理ができる力」
で、人とのコミュニケーションを円滑にすすめる能力が身につくのです。
「人と上手に付き合って、人間関係に悩むことなく幸せになってほしい」
そろばんで促されていく成長には、そのような親御さんの期待に応える魅力もつまっています。
メリット⑨受験にも必要な学習・生活の基礎力が身に付く
そろばんを続けて習うことで、
- 受験に必要な学習
- 生活の基礎力
などが身に付きます。
なぜなら、そろばんを通して課題に取り組んでいくことで、
- 数字と向き合って正しく早く処理する能力
- 何度も集中して挑戦する根気強さ
これらの力が鍛えられていくからですね。
計算のミスや失敗を繰り返し、それでも諦めずに課題を達成していく「成功体験」は、お子さんの将来を支えてくれる力になります。
メリット⑩指先のトレーニングになる
指先をどれだけ器用に使うことができるか。
それは、どれだけ脳への刺激を豊かにして柔軟性を保っていけるか、という点において重要だといわれています。
高齢者の方への認知症予防として指先のトレーニングは取り入れられており、指先から脳への刺激はとても大切なんです。
指先を上手に使えるようになれば、
- 好きな絵を描く
- 自分の思ったようにモノを作る
などの創造的な遊びにおいても、お子さんが楽しんで取り組める可能性を高めてあげることができます。
「なるべく子どもの豊かな柔軟性を伸ばしてあげたい!」
「好きなように遊びたいときに、不器用なせいで諦めてほしくない」
という気持ちを抱えている親御さんにとって、そろばんは役に立つ習い事としておすすめできます。
メリット⑪進学・就職にも有利な2つの資格が取れる
習い事でそろばんを検討している親御さんのなかで、
「記憶力とか以外に、形に残るようなメリットってないの?」
「進学や就職に有利になるような情報があったら、知りたい」
という不安や疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そろばんを続けて取り組んでいくと、
- 珠算検定
- 暗算検定
といった資格を取ることができます。
どちらも進学と就活で有利になる資格ですね。
暗算系の資格は数字に強いというアピールができ、珠算検定は目標を達成するための粘り強さをアピールすることができます。
そろばんはお子さんの能力を高めるだけではなく、進学や就職にも役立つ習い事にもなるんですね。
事前に知っておきたい「そろばん教室」4つのデメリット
ここからは、そろばん教室のデメリットについて紹介していきます。
「こんなデメリットがあるなら、先に知っておきたかった…」
といったことにならないよう、参考になる情報を集めてみました!
デメリット①週2~3回通うそろばん教室が多い
そろばんの上達には、練習の積み重ねが重要です。
経験が多いほど上達が見込めるため、週2〜3回通うことをすすめている教室が多いようですね。
「他の習い事もあるから、週1回しか時間がない…」
「週2回も3回も送り迎えにいってあげられない」
といったお子さんや親御さんの場合、時間の調整が難しいことがあります。
入会前にそろばん教室のカリキュラムを確認し、週に何回通う必要があるか確認しておきましょう。
デメリット②手を動かして暗算する癖がつく場合もある
そろばんを習うデメリットのひとつとして、暗算をするときに手を使う癖がついてしまう場合があります。
そろばんを習いはじめたばかりのお子さんによくみられる癖のようですね。
ただある程度の級まで続けて取り組んでいくと、手を使わなくても暗算ができるようになるため、その癖は少なくなります。
筆算など別の計算式を行うようになると、癖がなおる場合もあります。
どうしても気になる親御さんは、早めに筆算を教えてあげるといいかもしれませんね。
デメリット③実生活でそろばんを使う機会は少ない
実生活でそろばんを使う機会が少ないという点も、そろばんのデメリットのひとつです。
学校ではそろばんを使わない計算方法や勉強を教わるため「実際に役に立ってる!」と実感できる機会が少ないです。
役に立つ実感が少ないと、お子さんのモチベーションを保つことが難しい…ということがあります。
楽しく自信をもってお子さんがそろばんを続けるためには、自宅で親御さんがしっかりと褒めてあげるなどの工夫が必要となります。
デメリット④なかにはそろばんが向いていない子どももいる
集中力が高くなることや、計算力が身に付くことがメリットのそろばんですが、なかにはそろばんが向いていないお子さんもいます。
「なかなか落ち着いてそろばんを触ってくれない…」
「どうしても集中力が続かないみたい」
など、頭を抱えてしまう親御さんがいることも、あらかじめ知っておくとよいでしょう。
どのようなことにも向き・不向きがあるように、そろばんが合わないお子さんがいることも事実です。
お子さんの得意なことや好きなことで成長を促してあげることも大切ですので、
「そろばんが合わなかったとしても、色々試してあげればいいよね」
というくらいの気軽な気持ちで、体験させてあげたほうがいいかもしれませんね。
そろばん教室を探す6つのポイント
ここからは、そろばん教室を探すポイントを6つご紹介していきます。
「なにを基準に探せばいいの?」
「どんなポイントを大切にしたら、通いやすいのかな?」
といった疑問が解決できるよう、それぞれのポイントを解説していきます。
ポイント①対象年齢を確認する
まずは、通いたいそろばん教室の対象年齢を確認しておくことが必要です。
そろばん教室では、場所によって対象年齢に差があります。
早ければ3歳から通うことができますが、なかには小学生以上が条件となっている教室もあるため、はじめに確認が必要です。
「なるべく早く、そろばんに通わせてあげたい!」
という親御さんの場合「数字の読み書きができればOK」という教室を優先して探しておくとよさそうです。
ポイント②送迎のしやすい場所を選ぶ
そろばんの上達のためには、通いやすい環境が必要です。
「練習量の多さ」と「継続すること」が大切なそろばんは、どうしても教室に通う回数が増えてしまいます。
そのため、送迎の負担を考慮した教室選びは欠かせません。
お子さんにとっても親御さんにとっても通いやすい教室を選び、そろばんが上達できる環境を整えていきましょう。
ポイント③オンラインコースがあるか確認する
「近くにそろばん教室がない!」
「あまり納得のできる環境の教室がみつからない…」
と悩んでいる方には、オンラインのそろばん教室がおすすめです。
オンラインコースがあるそろばん教室では、
- 送迎の手間がかからない
- 他の習い事があっても、空いた時間で参加しやすい
- お子さんがリラックスできる環境で、そろばんが練習できる
- 親御さんが、授業の内容を把握しやすい
など、そろばん教室のデメリットを解決できる環境が整っています。
「気軽に子どもにそろばんに触れてみてほしい」
「時間がないからって、子どもの習い事に手を抜きたくない!」
という気持ちを抱えている親御さんは、オンラインコースがあるそろばん教室を検討してみてはいかがでしょうか。
充実したオンライン授業や、週1回でもしっかりと身に付くカリキュラムを受けたい方は、よみかきそろばんクラブで無料体験からはじめてみることがおすすめです!
ポイント④入会金の有無をチェック
そろばん教室の費用を確認したい方は、入会金の有無も確かめておくとよいでしょう。
月謝だけを確認して申し込みをしてしまうと、入会時の手続きで慌ててしまうため、注意が必要です。
入会金は教室によって5,000円〜10,000円など、金額も大きく異なります。
タイミングによっては入会金無料キャンペーンがある教室もありますので、あらかじめチェックできていると安心ですね。
ポイント⑤毎月の支払額を確認する
そろばん教室では入会金のほかに、
- 教材費
- 設備費
などが必要な教室があります。
「月謝が安いと思ったのに、支払額が高いなんて知らなかった…」
とならないための確認が必要ですね。
注意点として、オンライン設備やフラッシュ暗算などの教材に力を入れている教室は、自然と費用が高くなります。
支払額の安さだけを優先してしまうと、満足できるような授業が受けられないことも…。
あらかじめコースや教材については希望するものを決めておき、お子さんに合った環境を選んであげることがポイントですね。
教室によっては割引やキャンペーンなどが用意されているため、お得なタイミングについて事前調査しておくのもおすすめです。
ポイント⑥無理なく通える授業数かを確認する
そろばん教室の授業数についても、確認が必要です。
教室によっては、週2〜3回以上しか通うことができない場合があります。
他の習い事と一緒にそろばんをはじめようかと考えているご家庭の場合、
「週1回だと、身に付かないの?」
「時間がないから、諦めないとダメなのかな…」
と悩んでしまいますよね。
しかし最近のそろばん教室では、週1回でも習うことができる教室も増えているため、ご安心ください。
無理なく通える授業数で、ご家庭に合った教室を選んでいきましょう。
そろばんのメリットデメリットを理解して、興味を持ったらまずは無料体験に!
「子どものために、将来の役に立つような習い事をさせてあげたい」
「子どもにどんな習い事がいいのかわからない…」
親御さんにとっては、難しい悩みですよね。
今回ご紹介したそろばん教室は、お子さんの成長を促す環境が整った習い事です。
勉強に役立つ計算力や記憶力を鍛え、円滑なコミュニケーションを築くため「頭の回転の速さ」を引き出す。
将来避けて通ることができない進学や就職の場面において、必ずお子さんの役に立つ習い事となることでしょう。
そろばん教室は、無料体験を実施しているところも数多くあります。
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